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慶應義塾志木高等学校の偏差値・難易度は?学費や受験情報も紹介

慶應義塾志木高等学校の偏差値・難易度は?学費や受験情報も紹介

慶應義塾志木高等学校を目指したいけれど今の学力で合格できるか心配」「部活と受験勉強を両立させたい」このようなお悩みがある人は、学習塾に通うのがおすすめです。

難関私立高校を目指すなら、中学校の教科書レベルを超えた出題内容に対応できる学力を身に付けることが重要です。

本記事では、慶應義塾志木高等学校の特徴や難易度、学費、カリキュラム、学校行事などを詳しくお伝えします。

最後まで読めば、慶應義塾志木高等学校の特色や難易度がわかるため、お子さんに合っているか判断できるでしょう。

高校受験向け学習塾の選び方については「【中学生向け】高校受験のための学習塾おすすめ10選!」をご参照ください。

※当記事の情報は2023年7月時点のものになりますので、最新情報は各公式サイトにてご確認ください。

目次

「慶應義塾志木高等学校」とは

慶應義塾志木高等学校は、埼玉県志木市に校舎を構える私立の男子校です。

1948年に開校した慶應義塾農業高等学校が前身で、1957年4月に普通高校に転換すると同時に慶應義塾志木高等学校と改称されました。

2023年4月1日時点での生徒数は全学年で730名です。校舎は埼玉県ですが、池袋や浦和からのアクセスもよいため、関東の各地から生徒が通学しています。

慶應義塾志木高等学校は慶應義塾の一貫教育校なので、慶應義塾の根本精神である「独立自尊」の精神を大切にしています。

教育目的は慶應義塾大学に進学する前段階の高等普通教育を行うことですが、そのために4つの教育目標が掲げられています。

  1. 塾生としての誇りを持たせること
  2. 基礎的な学問の習得
  3. 個性と能力をのばす教育
  4. 健康を積極的に増進させること

引用:志木高の教育目標(慶應義塾志木高等学校)

この4つの教育目標は1968年から明記されているもので、志木高生に対する建学の精神の涵養を目指すうえでの重要な指針です。

「慶應義塾高校」との違いは?

慶應義塾志木高等学校と同じく、慶應義塾の一貫教育校の一つに慶應義塾高等学校があります。

慶應義塾志木高等学校とはどのような違いがあるのか、それぞれの教育方針や特徴を確認してみましょう。

慶應義塾志木高等学校(埼玉県志木市)

  • 校風:慶應義塾の根本精神である「独立自尊」の精神を大切にしている。
  • 特徴:広大な敷地に自然豊かな環境。1学年250人の規模なので、きめ細かなサポートを受けられる。

慶應義塾高等学校(神奈川県横浜市) 

  • 校風:将来「全社会の先導者」となる人材の育成を教育の目的にしている。
  • 特徴:生徒総数2,200名で、1学年18クラス編成。日吉キャンパスと隣接する恵まれた環境。

いずれも男子校で、ほとんどの生徒が慶應義塾大学へ推薦で進学します。

慶應義塾の一貫教育校を検討中の方は、立地や校風、特徴で選ぶとよいでしょう。

慶應義塾志木高等学校の偏差値・入試難易度

慶應義塾志木高等学校の偏差値や入試難易度はどのくらいなのでしょうか。

お子さまの学力に合わせた学校選びのために確認しておきましょう。本記事の情報は、2023年7月現在のものです。

偏差値は76

偏差値76
埼玉県内ランキング1位/410件中
埼玉県内私立ランキング1位/155件中
全国ランキング10位/9,800件中

参考:慶應義塾志木高等学校(埼玉県)の偏差値 2023年度最新版(みんなの高校情報)

慶應義塾志木高等学校の偏差値は76で、埼玉県内では早稲田大学本庄高等学院と並び、偏差値が高い高校です。

慶應義塾志木高等学校の受験者の主な併願校の例は以下のとおりです。

併願校例
國學院・普通科、市川・普通科、明治大学付属明治・普通科(男子)、川越東・普通科(理数・普通c)、立教新座・普通科、栄東・普通科、慶應義塾・普通科、浦和(県立)・普通科(単位制)、早稲田大学本庄高等学院・普通科(男子)

参考:慶應義塾志木高校(埼玉県)の情報(進研ゼミ 高校入試情報サイト)

倍率は2.2〜3.8倍

■一般入試

年度倍率志願者数合格者数
2023年度3.17倍1,105名348名
2022年度3.26倍1,149名352名
2021年度3.36倍1,106名329名
2020年度3.72倍1,267名340名
2019年度3.82倍1,312名343名

■帰国生入試

年度倍率志願者数合格者数
2023年度2.68倍59名22名
2022年度2.73倍82名30名
2021年度2.50倍70名28名
2020年度2.60倍104名40名
2019年度3.43倍103名30名

■自己推薦入試

年度倍率志願者数合格者数
2023年度2.26倍104名46名
2022年度2.35倍113名48名
2021年度3.75倍154名41名
2020年度3.39倍146名43名
2019年度3.21倍132名41名

引用:入試結果(慶應義塾志木高等学校)

慶應義塾志木高等学校の倍率は、2.2〜3.8倍です。帰国生入試や自己推薦入試に比べて一般入試はやや高めの倍率です。

慶應義塾志木高等学校の入試情報

慶應義塾志木高等学校では、2003年度より従来の一般入試、帰国生入試に加えて自己推薦入試を行っています。

自己推薦入試を行う理由は、高校生活で自ら学ぶ目的を明確に示せる生徒をより広く求めるためです。

選考方法は入学志願書と面接で、これまで自分が熱心に取り組んできたことや、これから何を学ぼうと考えるのかをアピールします。

自己推薦入試によって入学を許可された場合は必ず入学しなくてはなりません。

出願資格は慶應義塾志木高等学校を第一志望とする人に限られます。また、入学出願者調査書(出願書類)で以下の2つの基準を満たしている人しか出願できません。

  • 国内の中学校あるいは国外の日本人学校において第3学年最新(3期制の場合は2学期、2期制の場合は1学期あるいは2学期中間)の評定(9教科の5段階評価)が合計38以上の者
  • 中学校入学後の欠席日数合計が30日以内の者

ただし、病気やけが、または大会出場などによるやむを得ない長期欠席のために規定を満たさない場合は、診断書あるいは学校長からの事由書等を添えることとされています。

自己推薦入試に出願した人も、併願で一般入試もしくは帰国生入試に出願できます。

ただし、一般入試と帰国生入試の両方の出願資格を有する場合はいずれか一方にしか出願できません。

2024年度の入試情報は2023年7月現在公開されていないため、2023年度の入試情報をご紹介します。受験を検討されている人は、必ず最新の入試情報をチェックしてください。

スクロールできます
一般・帰国生入試自己推薦入試
募集人員男子約190名男子約40名
試験日第1次試験:2023年2月7日(火)
第2次試験:2023年2月11日(土・祝)
第1次選考:書類選考
第2次選考:2023年1月23日(月) 8:30集合
出願期間2022年12月1日(木)9:00~〜2022年12月1日(木)9:00~〜
出願方法インターネット出願 所定用紙は学校HPより 印刷して郵送インターネット出願 所定用紙は学校HPより 印刷して郵送
書類提出期間2023年1月11日(水)〜1月18日(水)(消印有効)簡易書留 ただし、国外から出願する場合は締切日必着(原則として EMS(国際スピード郵便)を使用)2023年1月5日(木)を配達日とする「簡易書留・配達日指定郵便」で郵送
試験科目第1次試験:筆記試験(国語・数学・英語)
第2次試験:面接(第1次試験合格者)
第1次選考:書類選考
第2次選考:面接(第1次選考合格者)

引用:2023年度入試概要(慶應義塾志木高等学校)

一般入試、帰国生入試の選考方法は第1次試験が筆記試験(国語・数学・英語)、第1次試験合格者のみ第2次試験に面接が行われます。

自己推薦入試の選考方法は第1次試験が書類選考、第1次選考の合格者のみ第2次選考に面接が行われます。入学検定料はいずれも30,000円です。

合格定員

慶應義塾志木高等学校の2023年の募集人員は、一般・帰国生入試が男性約190名、自己推薦入試が男子約40名、合計約230名でした。

参考:入試結果(慶應義塾志木高等学校)

入試日程

2023年度の入試日程は、一般入試・帰国生入試が2月7日(第1次試験)、2月11日(第2次試験)でした。

自己推薦入試は第1次試験として書類選考が行われ、1月23日に第2次試験が行われています。

また、慶應義塾志木高等学校の自己推薦入試、または慶應義塾高等学校(日吉)の推薦入試を受験して入学を許可されなかった人に限り、2023年1月25日(水)13:00〜15:00の日時でも出願できました(慶應義塾志木高等学校の窓口に出願書類を持参)。

2024年度入試の日程は2023年7月現在公開されていないので、慶應義塾志木高等学校の受験をお考えの方は、最新の情報をご確認ください。

引用元:2023年度入試概要(慶應義塾志木高等学校)

慶應義塾志木高等学校の学費

2023年度入学生の学費は以下の通りです。

入学金340,000円
授業料(年額)760,000円(前期分 380,000円)
教育充実費(年額)200,000円
生徒会費(年額)5,500円
PTA会費(年額)12,000円(一括損害保険料3,064円を含む)
諸費用(年額)30,000円
総計1,347,500円(内、前期納入分 967,500円)

引用元:慶應義塾志木高等学校ホームページ

慶應義塾志木高等学校では、学費の算定にスライド制が採用されているため、在学中の学費は毎年改定されます。

スライド指標は学費の種類によって異なります。

  • 授業料…人事院による国家公務員の給与に関する勧告によって示された国家公務員の給与の対前年度アップ率に、同じく定期昇給のアップ率分を加算したものによります。
  • 教育充実費…消費者物価(全国総合)の対前年度アップ率によります。

また、学業・人物ともに優秀で、経済的事情により学業の継続が困難な生徒には各種奨学金が設けられています。

奨学金には、慶應義塾や慶應義塾内の機関が募集するものと、塾外の機関が募集するものがあります。

以下にご紹介する塾内の奨学金は2023年4月1日現在のものですが、募集時期や詳細が変更される可能性があるため、詳細は必ず学校の掲示板で確認してください。

名称対象者募集時期種別金額/備考
小泉信三記念奨学金第2学年以上 (塾内進学者は全学年)4月給付年間授業料の全額または半額に相当する額
2000年記念教育基金(後期)全学年6月給付半期授業料全額を基準に必要度に応じて決定
志木会奨学基金全学年9月給付半期授業料に相当する額
2000年記念教育基金(前期)全学年前年度1月給付半期授業料全額を基準に必要度に応じて決定 高校3年生は大学進学に伴う入学金のみ

引用元:慶應義塾志木高等学校ホームページ

塾外の奨学金には、埼玉県高等学校奨学金(保護者が埼玉県内に居住している者)、東京都育英資金(本人・保護者が東京都内に居住している者)、長島記念財団育英奨学金、日本政策金融公庫などがあります。

第3学年のみ日本学生支援機構の募集(大学予約)があります。

慶應義塾志木高等学校のカリキュラム

慶應義塾志木高等学校では、慶應義塾の一貫教育校にふさわしく、大学受験の枠にとらわれない独自の教育課程が用意されています。

1年生

1年生の芸術は、音楽Ⅰと美術Ⅰのいずれかを選択します。

教科科目必修
国語現代の国語2
言語文化2
社会(地理歴史)地理総合2
歴史総合2
数学数学Ⅰ3
数学A3
理科生物基礎2
物理基礎2
保健体育体育3
保健2
芸術音楽Ⅰ(選択)2
美術Ⅰ(選択)
外国語(英語)英語コミュニケーションⅠ4
実践英語Ⅰ2
情報情報Ⅰ2
小計(単位数)33
ホーム・ルーム1
合計34

引用:志木高の教育課程〔カリキュラム〕(慶應義塾志木高等学校)

2年生

2年生の理科は「物理」「化学基礎」の組み合わせか、「生物」「地学」の組み合わせのいずれかを選択します。

1年次に芸術の科目で音楽Ⅰを選んだ場合は2年次に美術Ⅰ、1年次に美術Ⅰを選んだ場合は2年次に音楽1を履修します。

週2時間の「総合的な探求の時間」では、スワヒリ語や古典ラテン語、モンゴル語など、24言語を学べます。

教科科目必修
国語文学国語3
古典探求2
社会(地理歴史)世界史探求2
社会(公民)公共2
数学数学Ⅱ3
数学B3
理科物理2
地学基礎
化学基礎2
生物
保健体育体育3
芸術音楽Ⅰ2
美術Ⅰ
外国語(英語)英語コミュニケーションⅡ3
実践英語Ⅱ2
家庭家庭基礎2
総合的な探求の時間2
小計(単位数)33
ホーム・ルーム1
合計34

引用:志木高の教育課程〔カリキュラム〕(慶應義塾志木高等学校)

3年生

3年生の理科は原則として、2年次に「物理」「化学基礎」の組み合わせを選んだ場合は「物理」「化学」の組み合わせ、2年次に「生物」「地学基礎」の組み合わせを選んだ場合は「生物」「地学」の組み合わせを選択します。

また、芸術の科目で2年次に「美術Ⅰ」を選択した場合は「美術Ⅱ」、「音楽Ⅰ」を選択した場合は「音楽Ⅱ」を履修します。

外国語の選択科目「ドイツ語」「フランス語」「中国語」のうち、各年度2科目が開講されます。

3年生は選択科目を10単位履修しますが、進学を希望する学部によって履修すべき必修科目と選択科目が異なります。

  • 医学部…必修科目の物理・化学、選択科目の数学Ⅲ・化学・生物
  • 理工学部…必修科目の物理・化学、選択科目の数学Ⅲ・物理・化学
  • 薬学部…必修科目の物理・化学、選択科目の数学Ⅲ・物理・化学
教科科目必修選択
国語文学国語2言葉と文学(い)2
古典研究2言葉と文学(ろ)2
言葉と文学(は)2
言葉と文学(に)2
社会(地理歴史)日本史探求2社会A2
社会B2
社会(公民)政治・経済3社会C2
社会D2
数学数学Ⅲ4
微積分基礎2
数学特論2
理科物理2物理2
地学地学2
化学2化学2
生物生物2
保健体育体育3
芸術音楽Ⅱ2芸術A2
美術Ⅱ芸術B2
外国語英語コミュニケーションⅢ4英語A2
実践英語Ⅲ2英語B2
英語C2
ドイツ語2
フランス語2
中国語2
情報情報処理2
小計(単位数)2310
ホーム・ルーム1
合計34

引用:志木高の教育課程〔カリキュラム〕(慶應義塾志木高等学校)

慶應義塾志木高等学校の独自プログラム

慶應義塾志木高等学校には、国際交流の独自プログラムがあります。

その中の一つが夏休みに10日間の日程で、10名の生徒がオーストラリアのクイーンズランド州にある男子私立学校Toowoomba Grammar School(トゥーンバ・グラマー・スクール)を訪問する「トゥーンバ・グラマー・スクール交流プログラム」です。

ホームステイを経験しながら相手校の授業やさまざまなアクティビティーに参加します。

また、志木高でしか学べない講座「ことばと文化」は、24言語を学べる授業です。

言語や文化に触れながら世界に目を向けることができる授業で、1991年より20年以上続いています。

慶應義塾志木高等学校の学校行事

慶應義塾志木高等学校では学校行事も盛んに行われ、生徒たちは実践力や忍耐力を培っていきます。どのような行事があるか見てみましょう。

1年2年3年
4月入学式
新入生歓迎会
定期健康診断
開校記念日(4/23)
5月研修旅行(三浦半島)
運動会
6月慶早戦
第1回定期試験
7月クラスマッチ
志木演説会
大学学部説明会
医学部見学会
志木の森ツアー
8月SFC見学会
大学模擬講義・模擬ゼミ
9月薬学部見学会
10月普通救命講習研修旅行(信越)見学旅行(関西・四国)
理工学部見学会
収穫祭
11月第2回定期試験
クラスマッチ
12月マラソン大会
志木演説会
1月福澤諭吉誕生記念日(1/10)
第3回定期試験
2月第3回定期試験
3月志木の森ツアー
卒業式

引用:年間行事(慶應義塾志木高等学校)

研修旅行は各学年1回(3年生は見学旅行)ずつあります。運動会の開催は春、もしくは秋です。

東京六大学野球リーグ戦の中でもっとも歴史が長く伝統に輝く一戦、慶早戦(早慶戦)は、毎年春と秋に神宮球場で行われます。

慶應義塾志木高等学校では、例年春の第1回戦を1年生全員が球場で観戦します。

7月と11月にはクラスマッチ、秋には学園祭の「収穫祭」など、楽しい行事が充実。7月、12月には、福澤先生の始められた「三田演説会」にならい、志木演説会が生徒全員参加の学校行事として行われます。

さらにOBによって寄贈された三重県にある「志木の森」を有志が訪れる志木の森ツアーが年に2回開催されます。

慶應義塾志木高等学校の部活動

慶應義塾志木高等学校には18の運動部と11の文化部があり、生徒の80〜90%はいずれかのクラブに所属しています。どのようなクラブがあるのか見てみましょう。

■運動部

  • 硬式野球部
  • 競走部
  • 卓球部
  • ラグビー部
  • 庭球部
  • 端艇部
  • バレーボール部
  • ホッケー部
  • サッカー部
  • バスケットボール部
  • 弓術部
  • 剣道部
  • スキー部
  • ソフトテニス部
  • 水泳部
  • 軟式野球部
  • 空手部
  • ゴルフ部

■文化部

  • 英語部(ESS/軽音パート)
  • 生物部
  • 新聞部
  • マンドリンクラブ
  • 電子工学研究会
  • 器楽部
  • 鉄道研究会
  • 囲碁将棋部
  • 天文部
  • 美術部
  • ワグネル・ソサィエティー男声合唱団

引用:クラブ紹介(慶應義塾志木高等学校)

慶應義塾志木高等学校の進学実績

慶應義塾志木高等学校では、1年生の頃から大学進学を意識し、進学関連のイベントに参加したり、家族・先生・先輩などの助言を参考にしたりしながら、自分の興味・関心に基づいて進学学部を決定します。

3年生は7月に全学部による学部説明会が開かれ、すべての学部で大学の先生方から学問研究の最先端の話を伺う機会があります。

医学部、理工学部、総合政策学部、環境情報学部、薬学部はそれぞれ見学会を設けています。

内部進学

慶應義塾志木高等学校の卒業生は、学校長の推薦によって慶應義塾大学のいずれかの学部への進学が認められるため、ほぼ全員が慶應義塾大学に進学します。

他大学を受験する際は、慶應義塾大学への推薦を辞退しなくてはなりません。

推薦する学部は生徒の希望が尊重されますが、それぞれの学部には推薦の人数枠があります。すべての生徒が希望通りの学部に推薦されるわけではありません。

在学中の成績や出席状況、授業への意欲などを総合して最終決定されます。

2022年度2021年度2020年度
文学部131213
経済学部807980
法学部747474
商学部202119
医学部757
理工学部333950
総合政策学部214
環境情報学部595
看護医療学部000
薬学部010

引用:進路状況(慶應義塾志木高等学校)

慶應義塾志木高等学校の評判

慶應義塾志木高等学校では公式行事などの際には制服を着用しますが、日常の服装は自由です。独立自尊を体現する校風の中で、制服の自由化を勝ち取った歴史があるからです。

自然豊かな環境と自由な校風で、学生たちはのびのびとした高校生活を過ごせます。

慶應義塾志木高等学校は、ほとんどの学生が慶應義塾大学へ進学できることも大きな魅力です。

高大連携の試みとして、慶應義塾大学文学部の授業や理工学部の授業を聴講できる制度もあります。

授業が終わってから日吉キャンパスまで毎週聴講に通うことになりますが、単位を取得して一定の条件を満たせば、文学部や理工学部進学後に大学の単位として認定されます。

まとめ

本記事では、慶應義塾志木高等学校の特徴や難易度、学費、カリキュラム、学校行事などについて解説しました

ハマジュクでは横浜エリアを中心に中学・高校受験に関する役立つ情報を発信しています。高校受験向けの学習塾を考えている人は、ぜひ下記ページも参考にしながら自分にあった学習塾を探してみてください。

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この記事を書いた人

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