【神奈川県公立高校】インクルーシブ教育実践推進校について

神奈川県の公立高校では「インクルーシブ教育実践推進校」と呼ばれる学校があります。

しかしインクルーシブ教育実践推進校と聞いてもピンとこない方も多いのではないでしょうか。

この記事では神奈川県公立高校のインクルーシブ教育実践推進校について解説します。

参考元：インクルーシブ教育実践推進校について

インクルーシブ教育実践推進校とは？

「インクルーシブ教育実践推進校」とは、誰もが大切にされ、いきいきと暮らせる「共生社会」をめざして、知的障がいのある生徒が高校で学ぶ機会をひろげながら、みんなで一緒に過ごすなかで、お互いのことをわかりあって成長していくことを目標にしている高校です。

学校生活について

インクルーシブ教育実践推進校に通う生徒は、40人程度のクラスで生活をします。

学校行事にはクラスの一員として参加するだけでなく、生徒会活動・部活動などさまざまな活動に取り組む事ができます。

似通った生徒同士が一緒に生活することで、お互いを理解しながら、社会性や思いやりの心を育むことができます。

授業について

授業は高校の教科書を使用して、高校のカリキュラムで学びます。

これだけ聞くとついていけるか不安な気持ちが出るかもしれませんが、先生と各生徒が個別で相談をし、それぞれの生徒に合った目標をたてて学習を進めます。

困った時には周りの友人や先生に質問し、どうすれば解決できるのかを考えるなど生徒の目標に向かって意欲をもって取り組んでいけるようになります。

キャリア教育について

高校を卒業した後、社会で生きるうえで必要な⼒を、キャリア教育の授業などを通じて3年間、計画的に学び、⾝に付けます。

学ぶ内容は

など社会人になるまでに必要なことを学びます。

また、夏休みなどの長期休暇を利用して、学校や職場の⾒学、働くことの体験学習などを⾏うこともあります。

インクルーシブ教育実践推進校一覧

※は令和6年度から新たにインクルーシブ教育実践校に加わる高校です。

まとめ

この記事では神奈川県公立高校のインクルーシブ教育実践校について解説しました。

神奈川県が力を入れて取り組んでいる施策です。志望者に向けての説明会を各実践推進校で10月以降に実施される予定のため、気になった方はHPをチェックしてください。

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