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【大学受験】志望校の決め方を5つのポイントで解説!

【大学受験】志望校の決め方を5つのポイントで解説!

想像以上に高校で過ごす3年間はあっという間です。高校卒業後、充実した大学生活を送るためには、志望校選びが重要な鍵になります。

中学校のころとは違い、学校だけでなく学部まで決めなければならないため、余計に悩んでしまうでしょう。

「自分に合った大学を志望校とするためにはどうすればよいだろう」「いつまでに決めておくべきなのだろう」など、さまざまな疑問が出てくるはずです。

この記事では大学の志望校の決め方や失敗しないためのポイントなどをご紹介します。いつまでに志望校を決めるべきかの具体的な時期もお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

大学受験向け学習塾・予備校の選び方については「【高校生向け】大学受験のための学習塾・予備校おすすめ10選!」をご参照ください。

目次

大学受験の志望校の決め方

大学受験の志望校の決め方

まずは大学受験で受ける志望校の決め方から解説していきます。

なかには気になる大学が複数あり、オープンキャンパスに行ったことで余計に悩んでおられる人もいらっしゃるでしょう。

自分の進みたい道を見つけるために、ぜひ5つのポイントを押さえて志望校を決めてください。

  1. 自分の将来の職業や目標を明確にする
  2. 現在の学力や得意な学科から検討する
  3. 大学の偏差値から考える
  4. 学費や入学金から選ぶ
  5. 大学の立地や設備環境を確認する

これから紹介するポイントの一つだけに絞るのではなく、総合的に見て志望校を考えるようにするとよいでしょう。

自分の将来の職業や目標を明確にする

大学を終えると、次に待ち受けているのは就職です。

そのため高校生のうちに大学で何を得たいのか、社会に出たときにどう活かしていきたいのかを考えておく必要があります。

高校生の間に、具体的な将来の夢や職業が決まっていない人は多くいらっしゃいます。

趣味の延長線上で学部を選んでしまうと、周りの本気度についていけず後悔してしまうでしょう。

だからといって「稼げるから」「親に勧められたから」と、興味を持てない学部に進むのもおすすめできません。

「どのようなことをするときに心が踊るか」「熱意をもって長期的に続けられると感じられるか」のマインドを大切にして、絞っていくとよいでしょう。

就きたい職業によっては、大学だけでなく大学院に行く必要がある場合もあります。大学に入ってから驚いてしまわないよう、しっかり調べておきましょう。

現在の学力や得意な学科から検討する

現実的な問題になりますが、自分の現在の学力はどの大学に行けるかの目安になります。

1年間の間に、急激に偏差値を伸ばす生徒もいますが、あまりにも自分のレベルとかけ離れた大学を志望校にするのはリスクがあります。

そのため、現段階の学力よりも、少し高めの大学を志望校として設定するとよいでしょう。

受験シーズン中でも志望校の変更は可能なので、これから学力が上がると想定して考えるのをおすすめします。

少し高めの偏差値の大学を志望校とすると、モチベーションアップにつながり、効率よく勉強できるようになります。

また自分の得意な学科も参考にして、志望校を絞っていくのも一つの方法です。得意な学科だと、勉強するのが楽しいと感じられる場合が多いため、受験勉強も精進できるでしょう。

大学の偏差値から考える

大学の偏差値は自分の学力と比較し、志望校を決めるうえで役立ちます。

そして模試などで受ける偏差値は、自分の立ち位置を知るために助けとなります。

模試を受けてわかった自分の偏差値と近い偏差値をもつ大学を調べてみるとよいでしょう。

後ほど詳しく解説しますが、偏差値だけで大学の志望校を決めるのはよくありません。

模試によって自分自身の偏差値が下がったり上がったりする可能性もあります。

自分の偏差値を過信しすぎず、ほかのポイントも検討したうえで大学を決めていきましょう。

学費や入学金から選ぶ

大学に入るうえで避けては通れないのが、学費や入学金です。

大学に入学するためにも、通うためにも多くの費用がかかります。バイト代だけで学費をカバーできないことがほとんどなので、支払い続けられる範囲の費用か、両親と相談しつつ大学を選ばなければいけません。

国公立大学か私立大学か、また文系か理系かによっても学費が変わってきます。

加えて一人暮らしをする場合は、学費以外にも家賃や食費などが必要です。

1か月にかかる費用や、年間を通して必要な学費などを事前に調べておくとよいでしょう。

大学の立地や設備環境を確認する

大学がどこにあるのかによって、通学しやすさや過ごしやすさが左右されます。

実家から通おうとしていても、大学によっては一人暮らしをしたり、寮に入ったりしなければならない場合もあるでしょう。

そして実家暮らしではないと、家賃代や光熱費がかかり、家事をする時間もとられてしまいます。

結果として学校の課題をする時間が減ったり、バイト時間を減らしたりしなければならないなど、デメリットが多く出てきます。

また通学時間が短くても注意が必要です。1時間に1本しか来ないバスに乗らなければいけない場合や、自転車で坂道を上らなくてはならない場所にある大学もあります。

交通手段や利便性なども確認しておくと安心です。

さらに大学生活をより楽しく過ごすために、設備環境は大きな影響力を与えます。

大学ごとに設備環境の充実度が異なるため、自分にとって魅力的な設備が整っているかも把握しておくとよいでしょう。

大学受験の志望校選びで失敗しないための注意点

大学受験の志望校選びで失敗しないための注意点

続いては大学受験の志望校選びで失敗しないために大切な注意点を4つ紹介します。

  1. 偏差値だけで志望校を選ばない
  2. 大学の評判だけで選ばない
  3. 他人の意見に流されない
  4. 入学までにかかる費用総額をあらかじめ計算しておく

それでは順番に解説していきます。

偏差値だけで志望校を選ばない

偏差値は大学の志望校を選ぶために役立つポイントの一つですが、偏差値だけで決めてしまうのは名案ではありません。

あくまでも偏差値は、行きたい大学を絞るための一つの方法です。もちろんどの大学なら目指せるかを知るための指標にはなります。

しかし偏差値だけで大学を選んでしまっては、本当に学びたかったことを学べない恐れが高くなります。

本記事の最初にお伝えしたように、「将来どうなりたいか」「何を目標にして大学へ進みたいか」を明確にし、志望校を決めるようにしましょう。

学科と偏差値が同じでも、学校によって学べる内容や特徴は学校によって違います。

自分に合った大学を見つけるために、積極的にオープンキャンパスへ行って雰囲気をつかんだり、それぞれのメリット・デメリットを調べたりしておくようにしましょう。

大学の評判だけで選ばない

評判がよい大学は魅力的に見えますし、安心して通えると思ってしまいがちです。

大多数の生徒にとってはおすすめの大学でも、自分には合わないと思う可能性もあります。

資料請求やオープンキャンパス、在校生の話などから、どのような点が評価されているのか調べてみましょう。

誰かから話を聞いたり資料を見たりするだけでは、十分な情報を得られません。

大学の志望校選びは知名度や評判の高さだけで決めず、しっかりと自分の目で確かめることが重要です。

他人の意見に流されない

「親にこの大学にしなさいと言われたから」「友人や知り合いに強く勧められたから」などと、他人の意見に流されては、入学後に後悔してしまうでしょう。

結局受験するのも大学に通うのも自分です。

他人の意見に流されて生きていては、今後また何かを決めなければいけないときに自分で決断できなくなります。

とくに社会に出てからは、ステップアップするために決断力が物をいいます。

親や友人、知り合いの意見は参考程度にし、最終的には自分の意志で行きたい大学に決めましょう。

入学までにかかる費用総額をあらかじめ計算しておく

大学は学費だけでなく、入学までにも多額の費用がかかります。

受験で試験を受けるとき、出願費用、入学手続き費用、入学式出席費用、教科書購入のための費用など想像以上にかかる費用が多いです。

国公立大学か私立大学のどちらに進むかによって、費用が異なります。

一人暮らしを始める人は、引越し費用や家具を購入する料金なども追加でかかるため、余分に見積もっておきましょう。

大学の志望校はいつまでに決める?

大学の志望校はいつまでに決める?

高校生の間に学力は変化するため、いつ大学の志望校を決めるべきか悩む人もおられるでしょう。

ここでは大学の志望校を決める時期を解説します。

  1. 高3の春休みから夏休みの間には決めておきたい
  2. できれば高2の段階で志望校が決まっているとよい

周りの生徒達の様子が分からなかったり、逆にどんどん決まっていたりするのを見ると焦りと不安を感じるでしょう。

遅れを取らないよう、今のうちに大学の志望校を決めるべき時期がいつなのか、確認しておきましょう。

高3の春休みから夏休みの間には決めておきたい

大学の志望校は遅くても、高3の夏休みまでには決めておきましょう。志望校を決めると、やるべきことがより明確にわかってきます。

当然できるだけ早い段階に決まっておくと安心です。しかし部活に力を入れていて、なかなか絞れない人もおられるでしょう。

部活引退後から考え始めると、夏がすぐに終わってしまう場合も多いです。

周りの生徒たちが志望校を定め始めているころなので、焦ってしまうかもしれません。

志望校を決めることがプレッシャーになりすぎないよう、高2になった時点から考えておくことをおすすめします。

そして高3の夏休みを最終目標にし、志望校を絞っていきましょう。

できれば高2の段階で志望校が決まっているとよい

先ほど遅くても高3の夏休みまでに決めるほうがよいとお伝えしましたが、できるならば高2の時点で志望校を決めておくと、一層計画的に受験勉強を行えます。

受験勉強は長期的に行っていくものです。

高3に上がってから行きたい大学を変えたいと思う生徒もおられるでしょう。

高3になってからでも志望校の変更は可能です。

ただし高2で大体の目星がつけられれば、焦らずに大学の資料請求をしたり、複数の大学の情報収集をしたりして行きたい大学を絞っていけます。

心に余裕をもって受験に備えるのは、成功するための鍵です。

まとめ

大学の数だけでなく学部も多数あるため、高校生を悩ませる大学受験の志望校選びです。なるべく早い段階で決めるのが有利でしょう。

しかし、今後の将来に大きく影響を与えるため、大学の志望校を決めるのは難しく、時間がかかります。

大学の志望校選びに奮闘中の方は、ぜひ本記事で紹介した志望校の決め方や注意点、決める時期などを参考にして高校に入ってから徐々に志望校を絞っていってください。

大学受験に備えるために大きな心の支えとなり、助けとなるのは塾の存在です。

学習塾は資料請求や無料体験を行っています。どのような雰囲気で授業を行っているのか、気になった人はまずは試してみて情報収集をしてみると良いでしょう。

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この記事を書いた人

横浜エリアを中心に中学・高校受験に関する役立つ情報を発信しています。

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