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横浜市立金沢高等学校の偏差値・難易度は?学費や受験情報も紹介

横浜市立金沢高等学校の偏差値・難易度は?学費や受験情報も紹介

「横浜市立金沢高等学校が気になるけど、どの程度のレベルなのか分からない」とお悩みではないですか?

横浜市立金沢高等学校は、グローバルな人材の育成を目指している進学校です。

この記事では、横浜市立金沢高等学校の偏差値や難易度、学費や受験情報を詳しくご紹介しています。

高校受験向け学習塾の選び方については「【中学生向け】高校受験のための学習塾おすすめ10選!」をご参照ください。

※当記事の情報は2023年7月時点のものになりますので、最新情報は各公式サイトにてご確認ください。

目次

「横浜市立金沢高等学校」とは

横浜市立金沢高等学校は、神奈川県横浜市金沢区に位置する公立高校です。

進学指導に重点を置きつつも、グローバルな人材の育成を目指しています。

姉妹校などの外部機関と連携し、メールを通じた日常的な交流活動を行っています。

セミナー研修や夏期補習を通じて、すべてのクラスで特進プログラムを実施している学校です。

2010年度に横浜市教育委員会より「進学指導重点校」の認定を受けており、生徒の学力向上をはかるため、学力状況調査や校内模試の分析をしています

自習室の開放など、自主的な学習活動を支援するさまざまな試みも学校全体で取り組んでいます。

学校は文科系と体育系の両方で10以上の部活動を持ち、生徒たちは自主的に活動しています。

スポーツ大会や体育祭だけでなく、音楽祭などのさまざまな学校行事も毎年開催されており、教育以外の面でも力を入れています。

偏差値は63で、神奈川県内の公立高校としては23位、全国では906位にランクインしています。

出身の有名人としては、落語家の柳家小満や初代三笑亭夢丸、漫画家の漫☆画太郎、歌手のEXILEのHIROやDo As Infinityの大渡亮などがいます。

学校の自由な雰囲気や生徒の自主性を重視する教育方針が評価できます。

自由な校風を反映した現代的な校則になっており、髪型や服装、電子機器の持ち込みなどが自由で、生徒たちは自分らしく学校生活を楽しんでいるようです。

横浜市立金沢高等学校の偏差値・入試難易度

横浜市立金沢高等学校の偏差値や入試難易度はどの程度でしょうか。

お子さまの学力に合わせた学校選びのために確認しておきましょう。

本記事の情報は2023年7月現在のものです。

偏差値は63

偏差値63
神奈川県内ランキング41位/339件中
神奈川県内私立ランキング23位/202件中
全国ランキング906位/9,800件中

引用元:横浜市立金沢高校(神奈川県)の情報(偏差値・口コミなど)(みんなの高校情報)

偏差値は63で、東京都内に比肩する神奈川県で50位以内に入るなど高い順位となっています。

全国でも1000位以内にはいっており、上位10%に入るレベルです。

横浜市立金沢高等学校の主な併願先は以下になっています。

男子併願校例女子併願校例
湘南工科大学附属・普通科進学アドバンスc、横浜隼人・普通科、鎌倉学園・普通科、横須賀学院・S選抜c関東学院六浦・一般クラス、湘南学院・普通科サイエンス(特進理数)c、横浜・普通科アドバンスc、横須賀学院・A進学c、聖和学院・英語科、桜美林・進学c、國學院・普通科、青稜・普通科、日本大学藤沢・普通科、横浜隼人・普通科

引用元:金沢高校(神奈川県)の情報(進研ゼミ 高校入試情報サイト)

倍率は1.34倍

■普通科

年度募集人数受験人数合格人数倍率
20223184433181.41
20213184333181.36
20203184073181.28
20193184723181.48
20183183653181.15
20173184703181.48
20163184603181.43
20153184583181.44
20143184193181.33
20133184133181.32

年によって倍率は若干変動していますが、概ね1.4倍程度となっており、比較的高い水準であることが分かります。

参考:令和5年度神奈川県公立高等学校入学者選抜一般募集共通選抜等学力検査等受検状況(各学校別の受検の状況等)

横浜市立金沢高等学校の入試情報

横浜市立金沢高等学校の受験を検討されている人は、入試情報をチェックしておきましょう。

以下は2023年7月現在の情報です。

2024(令和6)年度|横浜市立金沢高等学校の入試情報

コース・試験名詳細
共通選抜/全日制学力検査: 2/14(火)
面接および特色検査2/14(火)、2/15(水)および2/16(木)
出願期間1/25(水)~2/1(水)
志願変更期間2/6(月)~2/8(水)
合格発表2/28(火)


横浜市公立校の受験では、市立金沢にかぎらず、当日のテストで高得点が取れれば合格できるケースが多くなっています。

なぜなら、受験の選考基準は以下のようになっているからです。

内申点:当日の入試の点数:面接=3:5:2

入試の点数が選考基準の中で特に重視されており、入試で高得点を取れる方が有利になります。もちろん、内申点や面接も疎かにはできません。

もう一つの特色は傾斜配点となっており、英語、数学に関しては他の強化に+αの配点がなされます。

特に英語、数学の勉強強化がおすすめです。

合格定員

男女合わせて320名の募集となっており、入学生徒の男女割合は若干男子生徒が多く、6:4程度になっています。

参考:令和5年度 神奈川県公立高校入試情報(金沢高等学校)

横浜市立金沢高等学校のカリキュラム

横浜市立金沢高等学校の教育カリキュラムは、3つの特色を持っています。

横浜市より指定を受けた「進学指導重点校」として進学指導に重点を置いており、生徒たちが自己の進路を見つけるための支援を行っています。

「高大連携」大学との連携を通じて、生徒たちが大学進学後の学習内容に理解を深める機会を提供。

「国際理解教育」 グローバルな視野を持つ人材の育成を目指し、国際理解教育を推進しています。

学校では生徒たちが安心して学校生活を過ごせるよう、随時教育相談を行っています。

担任以外にも、学年主任、養護教諭、生徒支援教諭等が生徒たちの相談に応じています。

1年生

1年次は最も種類と単位数が多く、入学早々にしっかり勉強します。

教科1学年教科1学年
現代の国語2保健1
言語文化2音楽Ⅰ2
論理国語2一般音楽4
古典探究3美術Ⅰ2
歴史総合2一般美術4
地理総合2書道Ⅰ2
日本史探究4一般書道4
世界史探究4論理・表現Ⅰ2
公民2論理・表現Ⅱ2
数学Ⅰ3論理・表現Ⅲ2
数学Ⅱ1英語コミュニケーションⅠ4
数学A2英語コミュニケーションⅡ4
数学B2英語コミュニケーションⅢ4
数学C1EYE1
化学基礎2家庭基礎2
生物基礎2情報Ⅰ2
地学基礎2総合的な探究の時間1
物理基礎2教科外活動1
体育2

2年生

2年次は1年生の時の学習内容をベースに、基礎教科をさらに固めます。

教科2学年教科2学年
現代の国語2保健1
言語文化2音楽Ⅰ2
論理国語4一般音楽4
古典探究3美術Ⅰ2
歴史総合2一般美術4
地理総合2書道Ⅰ2
日本史探究4一般書道4
世界史探究4論理・表現Ⅰ
公民2論理・表現Ⅱ
数学Ⅰ論理・表現Ⅲ
数学Ⅱ3英語コミュニケーションⅠ
数学A英語コミュニケーションⅡ
数学B英語コミュニケーションⅢ
数学CEYE
化学基礎家庭基礎2
生物基礎情報Ⅰ2
地学基礎2総合的な探究の時間1
物理基礎2教科外活動1
体育2

3年生

3年次は受験に向けて選択科目制となり、お子さま本人の意思や、受験先の試験内容に合わせて教科を選択します。

教科科目単位教科科目単位
国語古典探究3理科物理4
国語現代文研究2理科物理研究2
国語国語総合研究2理科化学4
国語国語表現2理科化学研究2
地理歴史世界史特講2理科化学基礎研究1
地理歴史世界政治史4理科生物4
地理歴史日本史特講2理科生物研究2
地理歴史日本政治史4理科生物基礎研究1
地理歴史地理探究3芸術発展音楽2
公民倫理2芸術音楽研究2
公民政治・経済2芸術発展美術2
公民政治・経済研究2芸術絵画2
公民公共研究2芸術書道研究2
数学数学Ⅲ・C6英語EYE II2
数学数学研究α12英語英語研究α2
数学数学研究α22英語英語研究β2
数学数学研究β12家庭家庭基礎研究2
数学数学研究β24情報情報研究2
数学数学研究γ2
数学数学C2

参考:教育課程(金沢高等学校)

横浜市立金沢高等学校の学校行事

横浜市立金沢高等学校では、学校行事も盛んに行われており、以下のように年間を通じてさまざまな体験ができます。

4月始業式・入学式、新入生歓迎会、2年生基礎学力試験
5月スポーツ大会、生徒総会、中間テスト、2・3年生校内模試、国際交流プログラム報告会
6月音楽祭、進路ガイダンス、教育実習期間
7月期末テスト、面談期間、社会貢献活動、夏期講習、高大連携Practical English(PE)
8月3年生校外模試、夏季学校説明会
9月金高祭、1・2年生基礎学力試験
10月中間テスト、保護者向け進路講演会、1年生セミナー研修、2年生修学旅行、3年生校内外模試
11月面談期間、金高OPEN DAY(秋季学校説明会・部活動体験)、2年生校内模試
12月期末テスト、3年生面談、冬季学校説明会、生徒会役員選挙
1月共通テスト直前指導、共通テストリサーチ
2月3年生自由登校、1・2年生校外模試、サンディエゴ国際交流プログラム
3月卒業式、体育祭、社会貢献活動、期末テスト、生徒総会、2年生卒業生との懇談会

参考:年間行事予定(金沢高等学校)

横浜市立金沢高等学校の部活動

横浜市立金沢高等学校は部活動も盛んに行われています。

どのようなクラブがあるのかを見てみましょう。

◾️運動部

  • サッカー
  • 硬式野球
  • 陸上競技部
  • 水泳
  • 硬式テニス部
  • 卓球
  • 女子バスケットボール
  • 男子バスケットボール
  • 女子バレーボール部
  • 男子バレーボール部
  • 女子バドミントン
  • 男子バドミントン部
  • 弓道部
  • 剣道部
  • ダンス部
  • バトントワリング

◾️文化部

  • 吹奏楽
  • 軽音楽部
  • 演劇
  • 茶道部
  • 書道
  • 美術
  • MAI(マンガ・アニメ・イラスト)
  • IAC(異文化理解)
  • 競技かるた
  • 科学
  • 天文学同好会

参考:年間行事予定(金沢高等学校)

横浜市立金沢高等学校の進学実績

横浜市立金沢高等学校の2022年度の進学実績は、旧帝大や一工に1人、そのほかの国立大学に56人、早慶上理ICUに50人、GMARCHに296人の生徒が進学しています。

これらの実績から、生徒の多くが難関大学への進学を果たすことができるでしょう。

また、具体的な大学別の進学実績を見ると、明治大学に80人、日本大学に69人、明治学院大学に43人、法政大学に77人など、多くの生徒が私立大学に進学しています。

横浜市立金沢高等学校は生徒の高い学力を背景に、多様な進路選択を可能にしています。

私立

大学2020年度2021年度2022年度
産業能率大学2510
東洋英和女学院大学23
フェリス女学院大学221
昭和薬科大学2102
成蹊大学10108
成城大学7710
専修大学304537
玉川大学7117
多摩美術大学644
中央大学223740
帝京大学264
東海大学363022
東京家政大学33
東京工科大学14102
東京女子大学472
東京造形大学43
東京電機大学9137
東京都市大学1735
東京農業大学472214
東京薬科大学216
東京理科大学111316
東邦大学412
東洋大学323756
日本大学687369
日本獣医生命科学大学33
日本女子大学1132
日本体育大学12
日本赤十字看護大学6
法政大学416477
星薬科大学328
武蔵大学444
武蔵野大学202417
武蔵野美術大学52
明治大学637780
明治学院大学426543
立教大学463731
立正大学13
早稲田大学131932
麻布大学632
神奈川大学645986
神奈川工科大学354
鎌倉女子大学1133
関東学院大学221210
相模女子大学331
私立大学計96410931037
上智大短大部1
その他短期大学111
私立短期大学計211

国立・公立

大学2020年度2021年度2022年度
北海道教育大学11
帯広畜産大学1
弘前大学1
岩手大学1
東北大学11
群馬大学1
茨城大学1
筑波大学41
埼玉大学2
千葉大学11
電気通信大学222
東京医科歯科大学1
東京工業大学2
東京海洋大学42
東京農工大学22
東京学芸大学1
一橋大学1
横浜国立大学587
静岡大学11
金沢大学1
信州大学211
京都大学1
京都教育大学1
大阪教育大学1
神戸大学1
島根大学1
愛媛大学1
長崎大学2
宮崎大学1
琉球大学1
会津大学1
東京都立大学346
横浜市立大学161616
神奈川県立保健福祉大学548
川崎市立看護大学111
都留文科大学1
石川県立大学1
滋賀県立大学1
国公立大学計505556
川崎市立看護短期大学4
国公立短大計4
防衛大学校1
水産大学校2
大学校計3

参考:進路指導(金沢高等学校)

横浜市立金沢高等学校の評判

横浜市立金沢高等学校の評判は非常によく、特に学校の自由な雰囲気や生徒間の良好な関係性が評価されています。

校則は現代的で、髪型や服装、電子機器の使用など、生徒の自由を尊重しています。

部活動も、各部活が活気に満ちており、特に陸上競技部、野球部、バトントワリング部は県内でもトップレベルの評価を受けています。

学校の行事も充実しており、スポーツ大会、音楽祭、文化祭などが盛大に開催され、生徒たちの楽しみの一つです。

進学実績は、充実した学習環境と指導を受けられ、頑張る生徒ほど実績をあげられます。

一方で、指定校推薦も豊富であり、特に国公立大学である横浜市立大学の指定校推薦は魅力的です。

全体的に見て、横浜市立金沢高等学校は生徒の自由を尊重し、活気ある学校生活を提供していることがわかります。

学校生活を楽しみたい生徒にとっては、非常に魅力的な環境です。

まとめ

本記事では、横浜市立金沢高等学校の特徴や難易度、学費、カリキュラム、学校行事などについて解説しました。

横浜市立金沢高等学校は名門公立校として大学進学に力を入れると同時に、部活動、学校行事ともに活発で、国際教育にも力を入れています。

充実した高校生活を送るためには、中学から部活に、勉強にと多方面にがんばる必要があります。

ハマジュクでは横浜エリアを中心に中学・高校受験に関する役立つ情報を発信しています。高校受験向けの学習塾を考えている人は、ぜひ下記ページも参考にしながら自分にあった学習塾を探してみてください。

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この記事を書いた人

横浜エリアを中心に中学・高校受験に関する役立つ情報を発信しています。

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