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令和6年度神奈川県高校入試|国語の出題傾向と対策

令和6年度神奈川県公立入試国語の傾向と対策

令和6年度の神奈川県の公立高校入試が2月14日に実施されました。

当記事では入試で出題された国語の問題から、出題された領域を細分化しました。

そこから傾向と対策を確認します。

参考:令和6年度入試問題(国語)

目次

令和6年度入試問題の出題領域について(国語)

令和6年度、国語の入試問題から出題された領域を細分化しました。

国語 出題分野一覧
漢字・語彙漢字の読み8
漢字の書き8
熟語・語彙2
文法・表現2
敬語
俳句・短歌俳句
短歌4
小説心情を問う20
内容や場面を問う
表現を問う
語句
本文との正誤を問う4
論説接続詞2
傍線部の理由8
傍線部の説明8
本文の内容を問う4
本文との正誤を問う4
古文主語を問う
仮名遣い・語彙
傍線部の意味
傍線部の理由
傍線部の説明12
本文の内容
本文との正誤4
資料の読み取り適語補充4
資料をもとにした作文6
合計100

令和6年度入試問題の出題傾向・対策について(国語)

ここ2年の傾向としては大問が5題、小問30題の構成です。

大問の構成も以下内容で傾向があります。

  1. 漢字の読み、俳句・短歌の鑑賞(24点)
  2. 小説文(24点)
  3. 論説文(26点)
  4. 古文(16点)
  5. 資料の読み取り(10点)

配点も各大問ごとにばらけていることから、国語を学習する上で必要な各スキルを抑える必要があり、中学学習範囲の理解が求められる問題構成です。

各問題ごとの対策についてまとめます。

漢字の読みの対策

漢字の読みは選択式です。うろ覚えの場合惑わされてしまうので、確実な感じの読みが求められる。

令和6年では「固唾」、「辛辣」、「逸材」、「拙い」のように読み方を間違えやすい言葉が出題されやすいです。

教科書で出てくる間違えやすい読みは確実に覚えるようにしてください。

小説文の対策

出題内容は登場人物の心情を問う問題が中心です。それぞれの登場人物の心情やその変化を丁寧に読み取る必要がありました。

小説とは言え、令和6年度で出題された問題は60年以上前が舞台の文章でした。現代とは考え方が異なる点もあり、難しいと感じられるかもしれません。

そのあたりを踏まえ、丁寧に内容を把握する力が必要です。

論説文の対策

段落ごとの要点や、段落のつながり、指示語の内容確認などが主な出題内容です。各段落の要点をしっかりと把握できないと、選択肢で惑わされてしまって正解にたどり着けなくなってしまいます。

文章の要点をまとめる力が必要です。

古文の対策

傍線部の説明を問われる問題が多いです。発言が誰のものなのかをとらえ、登場人物の行動やその意図を正しく理解する必要がありました。

特に古文は現代文に比べ、主語を捉えにくいため、惑わされやすい項目です。身分の違いから出る敬語表現の差などから判断するよう学習をしてください。

また語句の意味を正しく理解することも必要です。

資料の読み取りの対策

以前までは出題が続いていたグラフの読み取りはなくなり、令和6年度は二つの文章から情報をとらえる問題が出題されました。

設問では2つの文章を読んで、心がけるべきことを25~35字で記述する問題でした。2つの指定語句を手掛かりに、ふさわしいところを探してまとめる必要がありました。

論説文同様、文章の要点をまとめる力が必要です。

まとめ

本記事では令和6年度神奈川県公立高校の入試問題より、国語の出題傾向と対策をお届けました。

特別難しい対策は必要なく、標準的な問題を反復練習することが合格への重要事項です。

ハマジュクでは横浜エリアを中心に中学・高校受験に関する役立つ情報を発信しています。

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