【2024年度版】神奈川県公立高校の志願変更制度について詳しく解説
神奈川県の公立高校入試では出願後、一度だけ志願先の高校を変更できる制度があります。
この記事では志願変更についてスケジュールや注意点をまとめました。
※この記事は2024年度の情報をもとに作成しています。
神奈川県公立高校の志願変更制度とは?
神奈川県公立高校の志願変更制度とは、最初の出願期間後に一度だけ、出願先の高校を変更できる制度です。
2023年度はこの全志願者数48,082人のうち3,950人と全受験者数の8%もの受験生が志願変更制度を利用しました。
出願期間後に判明した倍率を元に、受験先の高校のランクを変更させるケースが多くあります。
志願変更のスケジュール
志願変更のスケジュールについて解説します。
- 高校への出願期間:1月24日午前0時~1月31日正午
- 各高校の倍率発表:1月31日
- 志願変更期間:2月5日午前0時~2月7日正午(2月5日、6日は志願者数を各高校のホームページで閲覧可能。また、7日は神奈川県のホームページにて閲覧可能)
志願者期間は2月5日午前0時~7日正午までと実質2日半しかなく、スケジュールは非常にタイトです。
志願変更制度利用時の手順や流れ
2023年までは受験者本人が変更前・変更後の両高校に訪問し、手続きを行う必要があり、受験者の負担が大きい手続きでしたが、2024年からはWebで申請できるように改善されています。
具体的な手順を解説します。
受験生本人と中学校側での手順を記載するので確認してください。
- 受験生:クラスの担任に志願変更制度を利用することを伝える
- 中学校:担任が入試システム上で「志願変更許可」を行う
- 受験生:志願変更内容を入力、申請。受験料の差額や再納付がある場合は納付。
- 中学校:担任が志願情報をチェック
- 中学校:校長が承認し、各高校に情報が送信され手続き終了
このように受験生本人のみで完結せず、中学校側の手続きも必要なことには注意が必要です。
志願変更制度利用時の注意点
志願変更制度は撤回することも可能です。
担任の先生に「志願変更許可」手続きをしてもらった後に、やはり、当初出願した高校を受験することもできます。
ただしその場合は受験生が出願サイト上で「志願変更の取りやめ」の手続きを行うことが必要です。
「志願変更の取りやめ」を行わないと、受験票のダウンロード・印刷が出来なくなります。
また、志願変更手続きが完了した後は、もう取りやめが出来ないことにも注意してください。
まとめ
本記事では、神奈川県公立高校の志願変更制度について解説しました。
志願者期間は2月5日午前0時~7日正午までと変更可能期間がタイトです。
また、志願変更制度は受験生だけでなく、中学校側の協力が必須です。
中学校からも説明があるとは思いますが、志願変更制度を利用することを決めたらすぐに担任の先生に連絡することは絶対に守ってください。
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