令和5年度|神奈川県の公立中学校卒業生の進路状況について
神奈川県教育委員会は、令和5年度の公立中学校等卒業者の進路の状況について調査し、2024年8月6日結果について公表しました。
本記事では、今回の調査結果について詳細をお伝えしていきます。
調査概要
調査日時や概要は以下の通りです。
調査期日 | 令和6年5月1日 |
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調査元 | 神奈川県教育委員会 |
対象者 | 県内の公立中学校、義務教育学校、公立特別支援学校中学部を卒業した生徒 <内訳> 神奈川県内の公立中学校(404校) 公立義務教育学校(5校) 公立特別支援学校中学部(44校) |
卒業者の進路状況
卒業者の進路状況や傾向についてまとめました。
今回の調査結果によると、卒業者総数は67,056人(前年度比947人減少)であり、令和5年度の卒業者の進路状況は、高等学校等進学者は99.1%(前年度と変化なし)と大多数を占めています。この数字は、過去10年間の推移を見ても大きな変化は見られない状況でした。
高等学校進学者の内訳は、全日制高校が88.2%、定時制高校が2.0%、通信制高校が7.3%、高等専門学校が0.2%、その他(中等教育学校後期課程、高等学校別科、特別支援学校高等部など)が1.6%となりました。上記(図:2)に注目すると、通信制への進学率は過去10年の推移を見てわかる通り増加傾向であることがわかります。
また、高等学校以外の進路先として、専修学校、公共職業能力開発施設へ進学、就職などがあげられます。
特別支援学級卒業者は1,845人おり、進路状況については高校等の進学率が97.2%。そのうち、特別支援学校高等部進学者は全体の53.7%を占めました。
公立特別支援学校中学部の卒業者438人の進路状況については、高校等の進学率が97.7%で主な進学先は特別支援学校高等部となっております。
まとめ
本記事では、令和5年度の公立中学校等卒業者の進路の状況について解説しました。
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