横浜国際高等学校の偏差値・難易度は？部活や受験情報も紹介

「横浜国際高等学校はどのような学校だろう」「偏差値や学費、カリキュラムなどが気になる」などの悩みや疑問をお持ちではありませんか？横浜国際高等学校は横浜市南区にある公立校です。

この記事では、横浜国際高等学校の偏差値や難易度、学費や受験情報を詳しくご紹介しています。

※当記事の情報は2023年7月時点のものになりますので、最新情報は各公式サイトにてご確認ください。

「横浜国際高等学校」とは

横浜国際高等学校は横浜市南区にある公立校です。

2008年に開校し、国際情報科を設置しています。

横浜国際高等学校は、国際バカロレア（IB）のディプロマ・プログラムを導入しているため、「スーパーグローバルハイスクール（SGH）」に指定。

国際交流やグローバルな視野を養う授業に力を入れています。

国際的な視野を持ち、情報技術を活用して社会に貢献できる人材を育成することが、横浜国際高等学校の教育目標です。

英語の授業は少人数制で行われ、教員が細かく指導を行います。

指導経験豊富なネイティブ講師が多く配置されているのも特徴です。

横浜国際高等学校は、SGHの指定を受けて、国際的な視野を広めるためのさまざまな取り組みを行っています。

例えば、生徒は、留学やインターンシップなどのプログラムに参加することができます。

また、国際的な視野を広めるための様々な授業や講座も提供しています。

横浜国際高等学校は、国際的な視野を広めるための様々な取り組みを行っているため、語学だけでなく、さまざまな分野で活躍できる人材を育成しています。

横浜国際高等学校の偏差値・入試難易度

横浜国際高等学校の受験を検討しているのであれば、偏差値や入試難易度はどれくらいなのか気になるでしょう。

合格するためには、偏差値や入試難易度を確かめておくことが大切です。

横浜国際高等学校の偏差値や倍率を元に入試難易度を見ていきます。本記事の情報は2023年7月現在のものです。

偏差値は65

偏差値	65
神奈川県内ランキング	35位/ 339件中
神奈川県内公立ランキング	20位/ 202件中
全国ランキング	652位/ 9,800件中

引用元：横浜国際高校（神奈川県）の情報（偏差値・口コミなど）（みんなの高校情報）

横浜国際高等学校の偏差値は65。

神奈川県内ランキングでは35位です。

横浜国際高等学校の受験者の主な併願校の例は以下のとおりです。

女子併願校例

横浜創英・普通科文理c、目黒学院・普通科共学部スーパープレミアムc、横須賀学院・Ｓ選抜c、中央大学附属横浜・普通科、日本大学・総合進学cスーパーグローバルクラス（ＳＧ）、鵠沼・普通科英語c

引用元：横浜国際高校（神奈川県）の情報（進研ゼミ 高校入試情報サイト）

倍率は1.20

2023年度入試結果

	国際科	国際科国際 バカロレアコース	計
募集定員	138名	20名	158名
受験者数	164名	25名	189名
倍率	1.19倍	1.25倍	1.20倍
前年度競争率	1.14倍	1.90倍	1.23倍

横浜国際高等学校の国際科の倍率は1.19倍、国際科国際バカロレアコースは1.25倍でした。

国際科は、英語を専門的に学ぶ学科で、国際バカロレアコースは、国際バカロレアのディプロマ・プログラムを修了する学科です。

参考：令和５年度神奈川県公立高等学校入学者選抜一般募集共通選抜等学力検査等受検状況（各学校別の受検の状況等）

横浜国際高等学校の入試情報

横浜国際高等学校への進学を希望される人は、入試情報を確認して、勉強のスケジュールを立て、入学試験に備えてください。

横浜国際高等学校の入試情報は、学校のホームページや神奈川県教育委員会のホームページで確認できます。

2024年度の入試情報をお伝えします。

2024（令和6）年度｜横浜国際高等学校の入試情報

詳細
学力検査	2/14(水)
特色検査	2/14(水)、2/15(木)及び2/16(金)
出願期間	1/24(水)～1/31(水)（土曜日及び日曜日を除く。）
志願変更期間	2/5(月)～2/7(水)(連携型中高一貫教育校連携募集は除く)
合格発表	2/28(水)

合格定員

横浜国際高等学校の合格定員は、国際科が138名、国際科国際バカロレアコースは20名です。いずれも男女別の定員枠はありません。

入試日程

2023年度の横浜国際高等学校の入試は、2月14日（水）に実施。

受験は2日間にわたって行われ、1日は学力検査、2日目は特色検査が行われます。

合格発表は2月28日(水)です。

横浜国際高等学校の特色検査は、自己表現検査です。

横浜国際高等学校の入試情報は以下の場所で掲載されます。

入試日程、出願資格、受験料、試験内容、合格発表日などが掲載されます。

受験生にとって大切な情報ですので、受験を検討されている人は、入試情報をよく確認して、万全の準備をしてください。

参考：令和５年度神奈川県公立高等学校入学者選抜一般募集共通選抜等学力検査等受検状況（各学校別の受検の状況等）

横浜国際高等学校（神奈川の県立高校）の学費

横浜国際高等学校の学費は以下のようになっています。

授業料	（年額）118,800円
入学検定料	2,200円
入学料	5,650円

入学検定料は願書低術時に納付、入学料は入学許可日から7日以内に納付します。

授業料の納付は以下の通りです。

授業料・入学検定料・入学料の支援制度及び免除制度について紹介します。

横浜国際高等学校で利用できる授業料・受講料の制度は以下の通りです。

授業料・受講料の制度

制度名	対象	金額	受給期間	備考
高等学校等就学支援金制度	世帯年収が約910万円未満の世帯	授業料全額免除	卒業まで	学校が生徒に代わって国から就学支援金を受領し、授業料に充てる
高等学校等学び直し支援金制度	高等学校等を中途退学した人が、再び高等学校等で学び直す人 年収約910万円）未満の世帯	授業料全額免除	最大で48カ月
県立高校授業料・受講料免除制度	平成26年3月以前に神奈川県立高校に入学した生徒	授業料全額免除または半額免除	卒業まで

入学検定料・入学料の制度

制度名	対象	金額	備考
県立高校入学検定料・入学料免除制度	経済的な理由により学費の負担が困難な人 生活保護受給世帯 児童福祉施設入所者	入学検定料及び入学料の全部または一部を免除	免除を受けるには、期限までに神奈川県立高校へ申請する

参考：県立高校の授業料・諸会費について

横浜国際高等学校のカリキュラム

横浜国際高等学校は、早期からの計画的な指導を行っています。

1年次の4月に進路希望調査を行い、3年後の目標に向けて指導。

また、定期的に面談や進路相談を行い、生徒の進路実現に向けてサポートしています。

英語のカリキュラムの特徴

英語に関して高度な必修科目と多彩な選択科目を設置し、少人数展開できめ細かい指導を行っています。

少人数制で行われるため、生徒一人ひとりの英語力に合わせた指導が可能です。

横浜国際高等学校は、指導経験豊富なネイティブ講師が多く配置されており、英語の4技能を総合的に伸ばすための機会が授業内に多数設定されています。

横浜国際高等学校は、生徒全員が毎年継続して英語外部試験（TOEFL ITP）を受験しています。

CEFR（語学力のレベルを示す国際標準規格）において、B1/B2レベル以上を本校3年生の到達目標とし、カリキュラムを設計。

TOEFL ITPは、英語の4技能を総合的に測定するテストです。

横浜国際高等学校では、TOEFL ITPのスコアを生徒の英語力の向上に役立てています。

英語以外の外国語教育

横浜国際高等学校は、生徒に国際的な視野を身につけてもらうために、第2外国語を学習する機会を提供しています。

1年次生はフランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、ハングル、アラビア語の中から一つの言語を選択。

国際科の生徒は、希望に応じて3年間継続して第二外国語を学習することができます。

第2外国語を学習することで、異文化への理解が深まり、国際的なコミュニケーション能力が向上します。

参考：進路指導

横浜国際高等学校の学校行事

横浜国際高等学校では、年間を通じてさまざまな学校行事が行われています。どのような行事が行われているか見てみましょう

5月	新入生歓迎会
6月	球技大会
	模擬試験（国際科）
7月	英語合宿
	姉妹校訪問
	夏期講習
	補習
8月	サマープログラム
9月	YIS英語スピーチコンテスト
	文化祭
10月	姉妹校訪問団の受け入れ
	模擬試験（国際科）
	アジアスポーツフェスタ
11月	開校記念日（1日）
	海外修学旅行
	総合的な探究の時間ワークショップ
1月	模擬試験（国際科）
	姉妹校訪問（韓国）
	DPスタート（IB）
3月	PR発表会（国際科）
	球技大会
	姉妹校訪問予定

このほかにも国際理解のための講演会など、さまざまな行事があります。

参考：学校生活

横浜国際高等学校の部活動

横浜国際高等学校は部活動も熱心に行っています。

どのようなクラブがあるのかを見てみましょう。

■運動部

■文化部

■同好会

横浜国際高等学校の部活動は、活動日は最大で週4日。

最終下校時間は午後6時30分です。

専門高校として、国際交流のような特色ある活動を行いながら、学習と両立できる無理のない部活動を実践しています。

参考：学校生活

横浜国際高等学校の進学実績

横浜国際高等学校の進学先は、早稲田大学、慶應義塾大学、横浜国立大学など、国内有数の大学です。

また、海外の大学に進学する生徒も多く、毎年、世界各国の大学に合格しています。

どのような大学に進学しているのかを見ていきましょう。

私立

国際科の合格状況

	23年度現役生	23年度既卒生	22年度現役生
青山学院	9名	1名	14名
学習院	5名	－	2名
慶應義塾	11名	3名	6名
早稲田	11名	4名	6名
國學院	2名	－	2名
上智	17名	2名	26名
駒澤	3名	－	1名
中央	18名	2名	17名
法政	8名	2名	21名
明治	18名	1名	8名
立教	19名	2名	17名
日本女子	4名	－	3名
成蹊	1名	－	1名
成城	2名	1名	3名
東京理科	1名	－	1名

早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学など、難関私立大学への進学者も多くいます。

国際バカロレアコース 2023年度入試の合格状況

大学名（私立）	23年度現役生
国際基督教	1名
上智	1名
法政	1名
早稲田	1名
慶應義塾	3名
立命館アジア	1名
立教	1名

国立・公立

国際科の合格状況

	23年度現役生	23年度既卒生	22年度現役生
千葉大学	1名	－	14名
東京外国語大学	2名	－	2名
横浜国立大学	2名	－	1名
横浜市立大学	9名	－	11名
国際教養大学	3名	－	2名
東京都立大学	1名	－	－

国際バカロレアコース 2023年度入試の合格状況

大学名（私立）	23年度現役生
東京外国語大学	1名
横浜市立大学	5名
岡山大学	1名
鹿児島大学	1名
会津大学	1名
国際教養大学	1名

海外の大学

海外の大学への進学者もいます。

国際科の海外大学への合格状況

大学名（私立）	23年度現役生
University of the Sunshine Coast	1名
University of Wollongong	1名
VGC International college	1名
延世大学	3名
ソウル大学	1名
高麗大学	1名

国際バカロレアコースの海外大学への合格状況

大学名（私立）	23年度現役生
University of Arizona	1名
University of Salford	1名
University of Manchester	1名
University of York	1名
Auckland University of Technology	1名
University of Queensland	1名

参考：進路指導

横浜国際高等学校の評判

横浜国際高等学校は、定員規模は小さいながらも、難関大学への現役合格率が高いです。

横浜国際高等学校は、生徒一人ひとりの心の中にある「やる気」の芽を育てるために、早期からの計画的な指導、学力の向上、情報提供、キャリア教育の視点という4つの項目を柱として進路指導に当たっています。

横浜国際高等学校は、国際的な視野を持ち、情報技術を活用して社会に貢献できる人材を育成することを目的とした高校です。

そのため、難関大学への合格率が高いだけでなく、生徒の将来性も高く評価されています。

国際科の専門高校であることを生かし、国際交流など多数の行事が行われているのも特徴です。

まとめ

本記事では、横浜国際高等学校の特徴や難易度、学費、カリキュラム、学校行事などについて解説しました。

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