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桐蔭学園高等学校の偏差値・難易度は?学費や受験情報も紹介

桐蔭学園高等学校の偏差値・難易度は?学費や受験情報も紹介

「桐蔭学園高等学校に合格できるように受験対策したい」「部活を続けながら桐蔭学園高等学校の受験対策をしたい」とお悩みではないですか?

難関進学校を目指す高校受験では、本人のやる気を引き出しながら手厚いサポートが必要です。

この記事では、桐蔭学園高等学校の偏差値や難易度、学費や受験情報を詳しく紹介しています。

受験を検討している人は、ぜひチェックしてください。

高校受験向け学習塾の選び方については「【中学生向け】高校受験のための学習塾おすすめ10選!」をご参照ください。

※当記事の情報は2023年7月時点のものになりますので、最新情報は各公式サイトにてご確認ください。

目次

「桐蔭学園高等学校」とは

桐蔭学園高等学校は横浜市青葉区にある男女共学の私立高校です。

1964(昭和39)年4月、私学にしかできない教育を掲げ、真のエリートの育成を目指し、緑深い丘陵地帯の一角に誕生しました。

2018年度から男女共学化されています。

桐蔭学園高等学校には5つの建学の精神があります。

  1. 社会連帯を基調とした、義務を実行する自由人たれ。
  2. 学問に徹し、求学の精神の持ち主たれ。
  3. 道義の精神を高揚し、誇り高き人格者たれ。
  4. 国を愛し、民族を愛する国民たれ。
  5. 自然を愛し、平和を愛する国際人たれ。

校訓は次の2つです。

  1. すべてのことに「まこと」をつくそう。
  2. 最後までやり抜く「強い意志」を養おう。

引用元:教育ビジョン(桐蔭学園 高等学校)

さらに創立50周年の2014年には、次の50年を見据えて教育ビジョン自ら考え判断し行動できるこどもたちが策定されました。

これは、一人ひとりが変化の激しい社会に適応し、自らの人生を切り拓いていくための自律的学習能力を育てることです。

今後の大学入試や、大学・大学院を卒業して社会に出るための力、さらにはその10年後に社会の中心で活躍するための力を育てることにつながります。

桐朋高等学校、桐光学園高等学校との違いは?

桐蔭学園高等学校、桐朋高等学校、桐光学園高等学校は、いずれも校名に「桐」が入っている私立高校なので混同してしまう人もいらっしゃるでしょう。

この3つの高校には以下の違いがあります。

  • 桐蔭学園高等学校
    神奈川県横浜市青葉区に所在する男女共学の高校単独校
  • 桐朋高等学校
    東京都国立市に所在する中高一貫の男子高校
  • 桐光学園高等学校
    神奈川県川崎市に所在する中高一貫の男女別学校

桐蔭学園高等学校の偏差値・入試難易度

桐蔭学園高等学校の偏差値や入試難易度はどれくらいでしょうか。

お子さまの学力に合わせた高校選びのために確認しておきましょう。

本記事の情報は2023年7月現在のものです。

偏差値は65~69

偏差値65~69
神奈川県内ランキング10位/339件中
神奈川県内私立5位/137件中
全国ランキング223位/9,800件中

引用元:桐蔭学園高校(神奈川県)の情報(偏差値・口コミなど)(みんなの高校情報)

名門校が多い神奈川県内で10位に、私立高校に限定すると5位に入っており、高水準の高校であることがわかります。

桐蔭学園高等学校の受験者の主な併願校の例は以下のとおりです。

男子併願校例女子併願校例
麻布大学附属・進学クラス、麻溝台・普通科、日野台・普通科(男子)、町田・普通科(男子)、國學院・普通科、中央大学附属横浜・普通科、竹早・普通科(男子)、希望ケ丘・普通科、東京農業大学第一・普通科、巣鴨・普通科星槎・普通科、戸塚・普通科音楽c(単位制)、橘・普通科、東・普通科(単位制)、新城・普通科、日野台・普通科(女子)、國學院大學久我山・普通科(女子)、横浜平沼・普通科、國學院・普通科、朋優学院・国公立TGc・国公立c・特進c

引用元:桐蔭学園高校(神奈川県)の情報|研ゼミ 高校入試情報サイト

倍率は1.0〜9.5倍

■推薦入試

倍率受験者数合格者数
プログレスコース1.0倍21名21名
アドバンスコース1.0倍148名148名
スタンダードコース1.0倍140名140名

■一般入試A方式

倍率受験者数合格者数
プログレスコース9.54倍888名31名
アドバンスコース42名
スタンダードコース20名

■一般入試B方式(書類選考:学校が定めた出願基準を満たしていることが必要です)

倍率受験者数合格者数
プログレスコース1.0倍1239名1239名
アドバンスコース1.0倍1660名1660名
スタンダードコース1.0倍372名372名

■海外子女入試(書類選考)

倍率受験者数合格者数
プログレスコース1.18倍85名32名
アドバンスコース33名
スタンダードコース7名

■帰国生入試

倍率受験者数合格者数
プログレスコース1.56倍47名10名
アドバンスコース10名
スタンダードコース10名

引用元:入試結果(桐蔭学園 高等学校)

桐蔭学園高等学校の2023年入試は推薦入試、一般入試、海外子女入試、帰国性入試が行われました。

一般入試はオープンのA方式と書類選考があるB方式の2通りです。

推薦入試と一般入試B方式の倍率は1.0倍ですが、一般入試A方式は9.54倍の高倍率でした。

なお、2024年度入試から海外子女入試と帰国生入試は実施されません。

桐蔭学園高等学校の入試情報

2024(令和6)年度の入試情報は2023年7月現在公開されていないため、参考に2023年度の入試情報をご紹介します。

桐蔭学園高等学校の受験を検討されている人は、最新の情報をご確認ください。

一般入試推薦入試
A方式B方式
募集人数プログレスコース30名130名30名
アドバンスコース40名160名80名
スタンダードコース20名80名90名
試験日2023年2月11日(土・祝)2023年1月22日(日)
出願期間2023年1月24日(火)10:00〜2月3日(金)16:002023年1月24日(火)10:00〜2月3日(金)16:002023年1月16日(月)6:00〜1月18日(水)16:00
出願方法インターネット 受験票・志願票・宛名表は学校HPより印刷インターネット 受験票・志願票・宛名表は学校HPより印刷インターネット 受験票・志願票・宛名表は学校HPより印刷
書類提出期間2023年1月24日(火)〜2月4日(土)締切日必着2023年1月24日(火)〜2月4日(土)締切日必着2023年1月17日(火)〜1月19日(木)締切日必着
試験科目英語・国語・数学書類選考のため学力試験は実施しない。出願時に筆記試験に準ずる課題作文の提出が必要。面接(本人のみ)

一般入試B方式に出願するためには、事前に在籍中学校からの進路相談が必要です。

一般入試A方式の成績優秀者は特別奨学生合格とし、1年次の授業料(高等学校等就学支援金を除く)を免除してもらえます。

2年次以降は1年ごとに継続審査や新規採用審査があります。

推薦入試合格者や一般入試B方式出願者が特別奨学生選考を希望する場合は、一般入試A方式の学力検査の受験が必要です。

その際のA方式受験料は免除されます。

合格定員

2023年度入試の合格定員は、推薦入試が200名、一般入試A方式が90名、一般入試B方式が370名でした。

一般入試A方式の試験問題は各コース共通です。

「第1志望プログレスコース、第2志望アドバンスコース、第3志望スタンダードコース」「第1志望プログレスコース、第2志望アドバンスコース」「第1志望アドバンスコース、 第2志望スタンダードコース」とする受験が可能です。

もし第1志望が不合格でも第2志望や第3志望が合格基準に達していれば、第2志望または第3志望で合格になります。

入試日程

2023年度の入試日程は、推薦入試が2023年1月22日(日)、一般入試Aが2023年2月11日(土・祝)でした。

桐蔭学園高等学校の学費

桐蔭学園高等学校の2023年度の学費は以下のようになっています。

費用納入期限
入学金推薦入試 200,000円1月30日(月)
一般入試(A方式・B方式) 200,000円 ※入学金の延納を希望する場合は一時金50,000円を2月22日(水)までに納入。残金150,000円は3月2日(木)までに納入全額または一時金 2月22日(水) 入学金残金(該当者) 3月2日(木)
施設設備費256,000円推薦入試 2月9日(木) 一般入試 3月2日(木)
授業料等授業料(月額)44,500円 教育活動費(月額)6,200円 合計 50,700円 (1年間を4期に分けて、3カ月分ずつ分納) 生徒会費(年額)7,200円 保護者会費(年額)12,000円
保護者会入会金10,000円
同窓会費10,000円(終身)
学園債1口100,000円 1口以上(卒業時 償還)3月15日(水)
教育振興寄付金1口120,000円 2口以上

このほかに空調費(年額34,900円)を第2期〜第4期で分納します。

2年次・3年次の施設設備費は各75,000円(年額)で年度始めに納入が必要です。

また、私立学校の学費負担の軽減目的で各種制度があります。

希望者は入学後、生徒を通じて案内プリントの配布があります(神奈川県、東京都、横浜市、川崎市ほか)。

桐蔭学園高等学校のカリキュラムの特徴

桐蔭学園高等学校のカリキュラムの特徴を3つご紹介します。

3つのコースに分かれている

桐蔭学園高等学校は普通科の高校で、志望する進路に対応する3つのコースがあります。

  • プログレスコース…医学部を含む難関国公立大学への進学に対応するコース
  • アドバンスコース…国公立大学・早慶など難関私立大学への進学に対応するコース
  • スタンダードコース…国公立大学・私立大学への進学に対応するコース

AL型授業がある

桐蔭学園高等学校では2015年からAL型授業(アクティブラーニング型授業)を取り入れています。

桐蔭学園高等学校のAL型授業は、「個」→「協働」→「個」の流れで学びを深めます。

具体的には、授業の冒頭に本時の目標を確認して今日の授業で何を学ぶのか明確にし、小テストなどで基礎知識などの習得を確認します。これが最初の「個」です。

授業の中盤では、ペアワークやグループワークを行い、他者の意見に触れることで、自分の意見との共通点や相違点に気づくことができます。

グループ内でより高次な学びに達することもあります。これが「協働」を中心とした学習です。

最後に、授業の冒頭で行った本時の目標が授業を通して定着したか振り返ります。振り返りによって個を中心とした学びにおとし込めます。

学習支援プログラムが充実している

桐蔭学園高等学校では、以下のような学習支援プログラムが充実しています。

  • 季節講習
  • 夏季校外宿泊講習
  • 外部の模擬試験
  • 英検学校団体受験

夏休みには集中講座や講習が開講されるので、長い休暇期間でも生徒たちは生活リズムを保てます。

授業カリキュラムとは異なるオリジナル講座もあり、生徒の学力向上に大きな役割を果たしています。

また、夏季校外宿泊講習は、桐蔭学園の伝統的な学習行事です。涼しく快適な環境の高原で勉学に励みます。

大学生のチューターも参加するので、大学の話や進路相談などさまざまな話が聞けるでしょう。

外部の模擬試験を定期的に受験したり、英検®の団体受験も行われたりしています。

英検®の二時試験の面接はネイティブの先生や英語科の先生と練習して、しっかりした対策が可能です。

桐蔭学園高等学校の学校行事

桐蔭学園高等学校では、「知性」「社会性」「感性」の3つを養う教育を実践するために独自の年間行事計画を立てています。

どのような行事が行われているか見てみましょう。

4月入学式・オリエンテーション・始業式
交通安全教室
新入生歓迎会・部活動紹介
学園一斉合同避難訓練
5月スポーツ競技会
6月校内実力テスト(3年)
7月1学期末考査
夏休み
夏季校内講習
8月夏季校外特別講習
夏季校内講習
9月鵬翔祭(学園祭)
フロンティアセミナー
10月生徒会役員改選
修学旅行
保護者授業参観
みらとび発表会
11月第九の会(希望者)
12月2学期末考査(3年は学年末考査)
特別編成授業(3年)
冬季校内講習
冬休み
1月特別編成授業(3年)
2月校内実力テスト(1・2年)
3月学年末考査
新高3講習(3年)
卒業証書授与式
春休み

桐蔭学園高等学校の部活動

桐蔭学園高等学校は部活動も盛んで、毎年全国大会で実績を残す部もあるほどです。

どのようなクラブがあるのか見てみましょう。

■文化部

  • 吹奏楽部
  • 写真部
  • 天文部
  • 囲碁部
  • 将棋部
  • 生物部
  • 美術部
  • 書道部
  • 文芸部
  • 鉄道研究部
  • 化学部
  • 電気工作部
  • インターアクト部
  • 演劇部
  • アニメ・漫画研究部
  • 数楽研究会
  • 軽音楽部
  • 器楽部
  • グリー部
  • コンピューター部
  • 混声合唱部
  • 和太鼓部
  • 茶道部
  • 華道部
  • 箏曲部
  • 料理研究部
  • 競技かるた部
  • 模擬国連部

■運動部

  • 硬式野球部
  • サッカー部
  • ラグビー部
  • 剣道部
  • 柔道部
  • バスケットボール部
  • ハンドボール部
  • バレーボール部
  • 軟式野球部
  • 卓球部
  • 硬式テニス部
  • ソフトテニス部
  • 陸上競技部
  • 少林寺拳法部
  • バドミントン部
  • 水泳部
  • 体操部
  • ソフトボール部
  • アウトドア部
  • 弓道部
  • ダンス部
  • ラクロス部

桐蔭学園高等学校の進学実績

桐蔭学園高等学校では、2023年の現役での進学率がプログレスコースは82.4%、アドバンスコースは82.2%、スタンダードコースは87.9%です。

プログレスコースの国公立進学率は32.6%でした。

参考:大学合格実績(桐蔭学園 高等学校)

私立

プログレスコース東京医科大学:2名、東京慈英会医科大学:1名、北里大学:1名、早慶上理:15名、GMARCH:35名、3女子大:2名など
アドバンスコース早稲田大学:12名、慶応義塾大学:6名、上智大学:14名、東京理科大学:6名、GMARCH:96名、女子大35名など
スタンダードコース早慶上理:12名、学習院大学:3名、明治大学:8名、青山学院大学:7名、立教大学:6名、中央大学:13名、法政大学:13名、女子大:13名、日東駒専:40名など

国立・公立

プログレスコース東京大学:1名、一橋大学:4名、東京工業大学:3名、横浜国立大学:9名、横浜市立大学:4名、東京都立大学:12名、広島大学薬学部:1名 など
アドバンスコース東京工業大学、筑波大学、横浜国立大学、横浜市立大学など
スタンダードコース北海道大学、筑波大学、電通大学、横浜市立大学など

桐蔭学園高等学校の評判

桐蔭学園高等学校は設備が充実しています。

特に学園全体のシンボルである桐蔭学園シンフォニーホールは注目されています。

入学式や卒業式をはじめとする儀式的行事や音楽、演劇、映画、公演など各種の催事に対応できるホールです。

生徒たちは世界一流の芸術・文化にじかに接することができます。

自分達の創造・文化活動の発表の場として利用できます。

桐蔭学園高等学校は志望する進路に合わせた3コース制で、いずれのコースも現役で高い進学率を誇っています。

国公立大学や難関私立大学を目指したい人におすすめです。

まとめ

この記事では、桐蔭学園高等学校の偏差値や難易度、学費や受験情報などを紹介しました。

桐蔭学園高等学校は部活が盛んなので、高校進学後も部活を続けたいお子さまとの相性がよい高校です。

ハマジュクでは横浜エリアを中心に中学・高校受験に関する役立つ情報を発信しています。高校受験向けの学習塾を考えている人は、ぜひ下記ページも参考にしながら自分にあった学習塾を探してみてください。

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この記事を書いた人

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