横浜緑ケ丘高等学校の偏差値・難易度は?部活や受験情報も紹介
「横浜緑ケ丘高等学校はどのような学校だろう」「偏差値や学費、カリキュラムなどが気になる」などの悩みや疑問をお持ちではありませんか?
横浜緑ケ丘高等学校は、横浜市中区本牧緑ケ丘にある進学校です
この記事では、横浜緑ケ丘高等学校の偏差値や難易度、学費や受験情報を詳しくご紹介しています。
高校受験向け学習塾の選び方については「【中学生向け】高校受験のための学習塾おすすめ10選!」をご参照ください。
※当記事の情報は2023年7月時点のものになりますので、最新情報は各公式サイトにてご確認ください。
「横浜緑ケ丘高等学校」とは
横浜緑ケ丘高等学校は、横浜市中区本牧緑ケ丘にある進学校です。
1923年に横浜第三中学校(旧制)として開校し、100年の歴史を持っています。
1950年に男女共学となり、現在の名前である『横浜緑ケ丘高等学校』に改称されました。
創立以来の卒業生数は25,000名を超えます。
横浜緑ケ丘高等学校の教育目標は、「未来を創る、未来に生きる、未来を拓く」です。
教育目標は、生徒が将来の社会を担う人材として、自ら考え、行動し、社会に貢献できる人間を育成することを目的としています。
横浜緑ケ丘高等学校の教育理念は、「知・仁・勇」の三徳一誠です。この教育理念の下、横浜緑ケ丘高等学校は、偏りのないのびのびとした校風を築いています。
生徒は、学業、部活動、そして学校行事など、さまざまな活動を通じて、自分の可能性を最大限に伸ばすことができます。
横浜緑ケ丘高等学校の偏差値・入試難易度
横浜緑ケ丘高等学校の受験を検討しているのであれば、偏差値や入試難易度はどれくらいなのか気になるでしょう。
横浜緑ケ丘高等学校の偏差値や倍率を元に入試難易度を見ていきます。
本記事の情報は2023年7月現在のものです。
偏差値は70
偏差値 | 70 |
神奈川県内ランキング | 6位/ 339件中 |
神奈川県内公立ランキング | 4位/ 202件中 |
全国ランキング | 168位/ 9,800件中 |
横浜緑ケ丘高等学校の偏差値は70です。神奈川県内でも上位の高校に分類されます。
横浜緑ケ丘高等学校の受験者の主な併願校の例は以下の通りです。
男子併願校例 | 女子併願校例 |
山手学院・特別進学c、山手学院・進学c | 鵠沼・普通科文理c、中央大学附属横浜・普通科、東洋・普通科特進選抜c、朋優学院・国公立TGc・国公立c・特進c、日本大学藤沢・普通科、桜美林・国公立c、桐蔭学園・普通科プログレスc、法政大学第二・普通科(女子)、朋優学院・国公立c、横浜創英・普通科特進c |
倍率は1.39倍
2023年度入試結果
募集定員 | 278名 |
受験者数 | 386名 |
倍率 | 1.39倍 |
前年度競争率 | 1.66倍 |
横浜緑ケ丘高等学校の2023年度の倍率は1.39倍です。
神奈川県内公立高校の平均倍率である1.21倍を上回っています。
横浜緑ケ丘高等学校の入試情報
横浜緑ケ丘高等学校への進学を希望される人は、ぜひ入試情報を確認し、勉強のスケジュールを立てて、入学試験に備えてください。
横浜緑ケ丘高等学校の入試情報は、学校のホームページや神奈川県教育委員会のホームページで確認できます。
2024年度の入試情報をお伝えします。
2024(令和6)年度|横浜緑ケ丘高等学校の入試情報
詳細 | |
学力検査 | 2/14(水) |
特色検査 | 2/14(水)、2/15(木)及び2/16(金) |
出願期間 | 1/24(水)~1/31(水)(土曜日及び日曜日を除く。) |
志願変更期間 | 2/5(月)~2/7(水)(連携型中高一貫教育校連携募集は除く) |
合格発表 | 2/28(水) |
合格定員
横浜緑ケ丘高等学校の合格定員は278名です。いずれも男女別の定員枠はありません。
入試日程
2023年度の横浜緑ケ丘高等学校の入試は、2月14日(水)に実施。受験は2日間にわたって行われ、1日は学力検査、2日目は特色検査が行われます。
合格発表は2月28日(水)です。
横浜緑ケ丘高等学校の特色検査の詳しい内容に関しては、横浜緑ケ丘高等学校のホームページで確認できます。
横浜緑ケ丘高等学校の入試情報は以下の場所で掲載されます。
- 横浜緑ケ丘高等学校のホームページ
- 神奈川県教育委員会のホームページ
入試日程、出願資格、受験料、試験内容、合格発表日などが掲載されます。
横浜緑ケ丘高等学校への進学を希望される方は、これらの情報を確認して、入学試験に備えてください。
横浜緑ケ丘高等学校(神奈川の県立高校)の学費
横浜平沼高等学校の学費は以下です。
授業料 | (年額)118,800円 |
入学検定料 | 2,200円 |
■入学時必要経費
入学料 | 5,650円 |
その他の納入金 | 1,300円 |
■入学後にかかる費用
諸会費 (生徒会費、三徳会費) | 17,488円 |
学年費 | 約30,000円 |
授業料・入学検定料・入学料の支援制度及び免除制度について紹介します。
横浜平沼高等学校で利用できる授業料・受講料の制度は以下の通りです。
授業料・受講料の制度
制度名 | 対象 | 金額 | 受給期間 | 備考 |
高等学校等就学支援金制度 | 世帯年収が約910万円未満の世帯 | 授業料全額免除 | 卒業まで | 学校が生徒に代わって国から就学支援金を受領し、授業料に充てる |
高等学校等学び直し支援金制度 | 高等学校等を中途退学した方が、再び高等学校等で学び直す人 年収約910万円)未満の世帯 | 授業料全額免除 | 最大で48カ月 | |
県立高校授業料・受講料免除制度 | 平成26年3月以前に神奈川県立高校に入学した生徒 | 授業料全額免除または半額免除 | 卒業まで |
入学検定料・入学料の制度
制度名 | 対象 | 金額 | 備考 |
県立高校入学検定料・入学料免除制度 | 経済的な理由により学費の負担が困難な方 生活保護受給世帯 児童福祉施設入所者 | 入学検定料及び入学料の全部または一部を免除 | 免除を受けるには、期限までに神奈川県立高校へ申請する |
横浜緑ケ丘高等学校のカリキュラム
横浜緑ケ丘高等学校は、文部科学省から『学力向上進学重点校エントリー校』および『スーパーサイエンスハイスクール』の指定を受けています。
これらの指定を受けることで、より質の高い教育を提供するとともに、生徒の進学支援を強化しています。
横浜緑ケ丘高等学校は、40年以上の歴史がある2学期制です。
2学期制では、学期ごとの授業時間が長くなるため、生徒はより多くの学習時間を確保できます。
学期ごとの目標を立てやすく、学習の進捗状況を把握しやすいため、落ち着いて学習できるのが特徴です。
横浜緑ケ丘高等学校では、1・2年次の共通科目を通して、生徒が幅広い教養と多角的な視点を身に付け、将来の進路に向けて準備を進めていきます。
3年次ではⅠ型かⅡ型に分かれ、生徒一人ひとりの進路に応じた学習を進めています。
1年生
1年生は幅広い教養や多角的な視点を身に付けるために、多くの必修科目を学習します。
教科 | 科目 | 単位 |
国語 | 現代の国語 | 2 |
言語文化 | 2 | |
社会 | 地理総合 | 2 |
歴史総合 | 2 | |
数学 | 数学Ⅰ | 3 |
数学A | 2 | |
理科 | 化学基礎 | 2 |
物理基礎 | 2 | |
体育 | 体育 | 2 |
保健 | 1 | |
英語 | 英語コミュニケーションⅠ | 3 |
倫理表現Ⅰ | 2 | |
芸術 | 音楽Ⅰ/美術Ⅰ/書道Ⅰ | 2 |
家庭基礎 | 2 | |
総合的な探求の時間/情報 | 緑の探求Ⅰ | 2 |
2年生
2年生でも1年生の時と同じく、多くの必修科目を学習します。
教科 | 科目 | 単位 |
国語 | 文学国語 | 2 |
古典探求 | 3 | |
社会 | 地理探求/日本史探求 | 2 |
世界史探求 | 2 | |
公共 | 2 | |
数学 | 数学Ⅱ | 4 |
数学B | 1 | |
数学C | 1 | |
理科 | 物理基礎/地学基礎 | 2 |
体育 | 体育 | 2 |
保健 | 1 | |
英語 | 英語コミュニケーションⅡ | 4 |
倫理表現Ⅱ | 2 | |
総合的な探求の時間/情報 | 緑の探求Ⅱ | 2 |
3年生
3年生ではⅠ型かⅡ型に分かれ、より高度な学習をします。
科目 | 単位 | |
Ⅰ型 | 論理国語 | 2 |
古典探究 | 5 | |
地理探究+地理研究/世界史探究+世界史研究/日本史探究+日本史研究/倫理+政治・経済 | 6 | |
英語コミュニケーションⅢ | 4 | |
論理・表現Ⅲ | 2 | |
体育 | 3 | |
Ⅱ型 | 論理国語 | 2 |
数学Ⅲ、B、C/数学Ⅰ、Ⅱ、A、B、C | 5~7 | |
生物/物理 | 6 | |
化学 | 3 | |
英語コミュニケーションⅢ | 4 | |
論理・表現Ⅲ | 2 | |
体育 | 3 | |
自由選択科目 | 国語表現 | 2 |
古典探究 | 2 | |
地理探究 | 3 | |
倫理 | 2 | |
政治・経済 | 2 | |
生物基礎 | 1 | |
化学基礎 | 1 | |
C英語Ⅲ | 2 | |
情報Ⅰ | 1 | |
数学ⅠA研究 | 2 | |
数学ⅡBC 研究 | 3 | |
文系数学研究 | 4 | |
総合的な探求の時間/情報 | 緑の探求Ⅲ | 1 |
横浜緑ケ丘高等学校の学校行事
横浜緑ケ丘高等学校では、学校行事も盛んに行われています。
どのような行事が行われているか見てみましょう。
4月 | 始業式 |
入学式 | |
身体計測 | |
校外研修 | |
5月 | 第1回実力テスト |
開校記念日 | |
GTEC | |
6月 | 芸術鑑賞 |
緑高祭(文化祭) | |
1年インターネット被害未然防止講座 | |
7月 | 第1回 定期テスト |
競技大会 | |
2・3年進路説明会 | |
1・2年選択科目説明会 | |
保護者面談 | |
第2回 実力テスト | |
8月 | 学校説明会 |
夏季講習 | |
9月 | 防災訓練 |
生徒会役員選挙 | |
10月 | 体育祭 |
学校説明会 | |
緑高セミナー① | |
1年進路講演会 | |
2年大学模擬授業 | |
第3回3年実力テスト | |
1年人権講演会 | |
11月 | 1年薬物乱用防止教室 |
芸術鑑賞 | |
学校説明会 | |
第2回定期テスト | |
アカデミックキャラバン | |
緑高セミナー | |
緑のフェスティバル | |
地域貢献デー | |
12月 | 2年修学旅行(沖縄にて平和学習) |
1月 | 3年 第3回 定期テスト |
第3回1・2年実力テスト | |
2月 | 高校入学者選抜 |
3月 | 卒業式 |
1・2年 第3回 定期テスト | |
探究成果発表会 | |
芸術教科発表会 | |
生徒総会 | |
競技大会 | |
卒業生による進路説明会 | |
終業式 |
生徒会行事には、緑高祭(文化祭)や体育祭があります。
行事は、すべて生徒が中心となって企画・運営を行っているため、大いに盛り上がります。
横浜緑ケ丘高等学校の部活動
横浜緑ケ丘高等学校は部活動も熱心に行っており、生徒の加入率は90%を超えています。
どのようなクラブがあるのかを見てみましょう。
■運動部
- アーチェリー
- 剣道
- 硬式テニス
- サッカー
- 水泳
- ソフトテニス
- 卓球
- ダンス
- チアリーディング
- バスケットボール
- バドミントン
- バレーボール
- ハンドボール
- 野球
- ラグビー
- 陸上競技
■文化部
- 園芸
- 管弦楽
- 棋道
- クラシックギター
- クイズ研究
- 軽音楽
- 茶道
- 書道
- 吹奏楽
- 数学物理
- 地学
- 美術
- 文芸
- 漫画研究
- 料理
- 手芸
- World Cafe(同好会)
- 化学生物(同好会)
- 合唱(同好会)
横浜緑ケ丘高等学校の進学実績
横浜緑ケ丘高等学校は進学に力を入れているので、東京工業大学、一橋大学、早稲田・慶應・上智・東京理科大など難関私立大学に毎年多くの合格者を輩出しています。
横浜緑ケ丘高等学校の卒業生たちは、どのような大学に進学しているのかを見ていきましょう。
私立
23年度 | 22年度 | 21年度 | |
青山学院 | 74名 | 64名 | 64名 |
学習院 | 18名 | 9名 | 12名 |
北里 | 12名 | 13名 | 4名 |
慶應義塾 | 44名 | 34名 | 28名 |
早稲田 | 67名 | 66名 | 55名 |
國學院 | 10名 | 20名 | 9名 |
上智 | 36名 | 36名 | 25名 |
駒澤 | 11名 | 18名 | 18名 |
中央 | 48名 | 54名 | 51名 |
法政 | 70名 | 71名 | 62名 |
明治 | 133名 | 131名 | 119名 |
立教 | 71名 | 67名 | 68名 |
芝浦工業 | 11名 | 15名 | 36名 |
日本女子 | 22名 | 22名 | 19名 |
成蹊 | 5名 | 3名 | 16名 |
成城 | 12名 | 18名 | 16名 |
東京理科 | 13名 | 26名 | 24名 |
横浜緑ケ丘高等学校は、多くの生徒が早慶上智の難関私立大学に進学しています。
国立・公立
23年 | 22年 | 21年 | |
東京大学 | - | - | 1名 |
東京工業大学 | 3名 | 1名 | 1名 |
一橋大学 | 6名 | 5名 | 2名 |
北海道大学 | 5名 | 5名 | 3名 |
東北大学 | 2名 | 2名 | 4名 |
大阪大学 | - | 2名 | 2名 |
九州大学 | - | - | 1名 |
筑波大学 | 2名 | 6名 | 6名 |
お茶の水女子大学 | 1名 | 4名 | - |
東京外国語大学 | 4名 | 1名 | 3名 |
東京学芸大学 | 1名 | 4名 | 1名 |
東京藝術大学 | 1名 | 1名 | - |
東京海洋大学 | - | 1名 | 2名 |
東京農工大学 | 1名 | 3名 | 2名 |
横浜国立大学 | 9名 | 14名 | 17名 |
県立保健福祉 | - | 4名 | 2名 |
大阪公立 | 1名 | - | |
東京都立大学 | 1名 | 4名 | 11名 |
横浜市立大学 | 6名 | 9名 | 9名 |
横浜緑ケ丘高等学校は、国公立大学への合格実績が非常に優れている学校です。
2023年度の入試では、国公立大学に54名が合格しました。
国公立大学への合格者数は、横浜市内でもトップクラスです。
国公立大学の合格は一橋大学や横浜国立大学、横浜市立大学などが中心です。
横浜緑ケ丘高等学校の評判
横浜緑ケ丘高等学校は横浜市中区本牧緑ケ丘にある公立高校です。
1年次と2年次は、国語、数学、英語、理科などの10科目の必修科目を学び、生徒は日本の歴史や文化、科学技術、社会問題など、幅広い分野について学びます。
3年次ではⅠ型かⅡ型に分かれ、より高度な学習をします。
横浜緑ケ丘高等学校は、自由な校風で、校則も比較的緩やかです。
生徒会活動や部活動も盛んで、生徒が主体的に学校生活を送ることができます。
横浜緑ヶ丘高等学校の特徴は、優れた教育環境と充実したサポート体制です。
最も新しい校舎の南館は2014年に新設。
教育環境は、最新設備を備えた教室や図書館、体育館など。
設備が充実しているので、快適な校舎で密度の高い時間を過ごすことができ、生徒は快適な校舎で学習や部活動に集中することができます。
また、生徒一人ひとりの学習状況を把握し、適切な指導を行うことができる教師陣が揃っています。国公立大学や難関私立大学を目指す生徒にとって最適な学校です。
まとめ
本記事では、横浜緑ヶ丘高等学校の特徴や難易度、学費、カリキュラム、学校行事などについて解説しました。
ハマジュクでは横浜エリアを中心に中学・高校受験に関する役立つ情報を発信しています。高校受験向けの学習塾を考えている人は、ぜひ下記ページも参考にしながら自分にあった学習塾を探してみてください。