【神奈川県】県立高校における朝食提供事業の実施について

2024年4月10日

神奈川県では県立高校における朝食提供事業の実施のため、寄附を募集しています。

この記事では神奈川県の朝食提供事業について解説します。

県立高校における朝食提供事業とは

神奈川県とNPO法人が連携し、学校で希望者に朝食を提供することで、さまざまな事情から朝食をとれない学生がきちんと体調・生活リズムを整えて授業に臨めるよう、実施されている事業です。

令和4年からスタートし、現在では神奈川県の県立高校4校（県立田奈高校、県立大和東高校、県立相模向陽館高校、県立津久井高校）で提供されています。

令和6年度は、この活動を必要としている学校5校に事業を広げることを目標としています。

高校で希望者に朝食を提供することで、各個人・家庭の事情で朝食をとれない高校生が体調を整えて健康に授業を臨める要するための活動です。

学校で朝食をとる中で、仲間を見つけ友人や事業スタッフとのコミュニケーションより人見知りを克服するなど、事業を通して、社会とのつながりの芽が出た生徒も見受けられました。

また、生徒からは「早起きの習慣が出来た」という声も上がっており、事業を通じて、人とのつながりが広がっています。

朝食提供事業で提供されるのは、おにぎりやサンドイッチ、ハンバーガー、菓子パン、スープ、お味噌汁、ゆで卵、お惣菜やお弁当などの食べやすい軽食が中心です。

その他、果物やヨーグルト、お茶やジュースなどのデザートや飲み物、季節の行事食なども提供されます。

各学校で事業を行っているそれぞれのNPO法人等が、高校生の心身の成長や生活スタイルを考え、工夫を凝らした朝食を提供しているのが特徴です。

事業プランの概要については以下でまとめています。

寄付金については5校目となる学校への予算として、また、既存4校での朝食の購入や食材費、お皿などの購入費、人件費に使用される予定です。

ただし、寄附金が目標額に達しない場合は、既存4校の取組を充実させるために充当されます。

また、目標額を超えて寄附が集まった場合は、現在行っている4校と拡充した1校の取組の充実のために活用される予定です。

寄附方法	注記
電子申請システム	申込フォームで入力した申込内容に基づき、納付書が郵送されます。指定の金融機関等で納付する寄附方法です。「寄附先（事業提案型のプランを指定する場合に選択してください）」欄で「高校教育課（県立高校における朝食提供事業の実施）」を選択してください。
ふるさとチョイス	インターネット上のふるさと納税ポータルサイトの「ふるさとチョイス」からマルチペイメント等（クレジットカード等）により、納付する寄附方法です。「自治体からのアンケート」へ「230206」または「高校教育課（県立高校における朝食提供事業の実施）」と記載してください。
さとふる	インターネット上のふるさと納税ポータルサイトの「さとふる」からマルチペイメント等（クレジットカード等）により、納付する寄附方法です。申し込み完了後に「神奈川県からのアンケート」へ「230206」または「高校教育課（県立高校における朝食提供事業の実施）」と記載してください。