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【 神奈川県立横浜栄高等学校の受験情報完全ガイド】偏差値・進学実績・入試・過去問・評判から受験対策まで解説! 

【神奈川県立横浜栄高等学校の受験情報完全ガイド】偏差値・進学実績・入試・過去問・評判から受験対策まで解説!
目次

はじめに

神奈川県立横浜栄高等学校(以下、横浜栄高校)は、横浜市栄区に位置する全日制(単位制)普通科の共学校です。2009年に港南台高校と上郷高校が統合して開校し、偏差値は県内公立高校で中堅上位レベルに位置します。

本記事では、横浜栄高校の基本情報から入試概要、進学実績、口コミ評判、効果的な受験対策まで徹底的に解説します。

出典:ホーム(神奈川県立 横浜栄高等学校)

神奈川県立横浜栄高等学校ってどんな学校? 概要まとめ

基本情報

横浜栄高校は、横浜市栄区上郷町に校舎を構える県立高校です。

2009年4月に前身の港南台高校・上郷高校を再編統合して開校し、今年で創立15年目を迎えます。全日制の単位制普通科を設置し、男女共学です。

単位制の採用により、生徒は年次ごとに共通履修科目(通称「栄スタンダード」)を学びつつ、多様な選択科目を選んで履修できます。これにより、一人ひとりの興味関心や進路目標に応じた柔軟な学びが可能です。

所在地はJR根岸線「港南台駅」から徒歩約18分の住宅地に位置し、周辺は豊かな緑に囲まれています。

神奈川県内全域から受験可能であり、県内では人気の公立高校の一つとなっています。

出典:ホーム(神奈川県立 横浜栄高等学校)

校風・特色

横浜栄高校は自主性と自律性を重んじる校風で、生徒一人ひとりの学びへの意欲と興味・関心を育てる教育方針が掲げられています。

2学期制・1コマ50分の授業を採用し、2年次から文系・理系に分かれる選択科目で進路実現に対応しています。

栄祭(文化祭)や体育祭などの学校行事は生徒主体で企画運営され、毎年大いに盛り上がります。特に文化祭ではクラスや部活動による趣向を凝らした発表が行われ、地域から多くの来場者を迎える伝統的なイベントです。

また「三世代地域交流会」など地域と触れ合う特色ある活動も行われ、人との交流を通じて豊かな人間性を育む取組みがなされています。

出典:学校概要(神奈川県立横浜栄高等学校)

部活動

部活動は運動部・文化部ともに盛んで、旧港南台高校・上郷高校から受け継いだ多彩なクラブが活動しています。

運動部では、弓道部が東日本大会に出場する実績を持ち、アメリカンフットボール部も関東大会出場を果たすなど活躍が見られます。このほか陸上競技部、ラグビー部、ソフトテニス部、バドミントン部など幅広い種目で日々練習に励んでいます。

文化部ではサイエンス部が各種コンテストで成果を上げており、吹奏楽部や軽音楽部、競技かるた部なども熱心に活動しています。また数学研究・鉄道研究の同好会もあり、興味に応じて活動できる環境が整っています。

出典:部活動(神奈川県立横浜栄高等学校)

制服

制服はブレザースタイルで、男女ともに紺色のシングル3ボタンブレザーを着用します。襟はやや細めのデザインで、胸元には男子はネクタイ、女子はリボンを着用します。女子のスカートは落ち着いたグレンチェック柄で、ボックスプリーツ(前箱ひだ)という珍しい仕様になっており上品な印象です。

全体的に清潔感のあるデザインで、生徒たちからも「かわいい」「おしゃれ」と評判です。夏服では白のポロシャツやブラウスにチェック柄スカート/スラックスを合わせ、爽やかな装いとなります。カーディガンやセーターの着用も認められており、機能性とデザイン性を両立した制服です。

出典:制服(神奈川県立横浜栄高等学校)

教育目標・校訓

横浜栄高校は「確かな学力の伸長」「豊かな人間性の涵養」「健やかな心身の育成」という3つの教育理念を掲げ、生徒の育成に取り組んでいます。

具体的な教育目標としては、以下のような項目が定められています:

  • 自ら学び考える姿勢を養い、自己実現に向けて学力の育成を図る。
  • 一人ひとりの学習目的に沿った教育内容を提供し、学ぶ意欲や興味・関心を育む。
  • 豊かな感性や社会性を身につけ、思いやりの心を養う。
  • 自立と創造の精神を育て、自己を律する態度を培う。
  • 心身を鍛え、逞しくしなやかな人間を育成する。

これらを総合した校風のもと、「主体的に学び、高め合う」学習姿勢の育成が全教職員によって図られています。

出典:教育(神奈川県立横浜栄高等学校)

略称

地元では「栄(さかえ)」の名前で親しまれており、在校生・卒業生も日常的に「栄高」の名を用いています。

アクセス

最寄り駅はJR根岸線の港南台駅で、駅から学校までは徒歩約18分です。

駅からは坂道もあるため、生徒の多くは路線バスを利用しています。港南台駅から神奈川中央交通バス(横浜栄高校経由の「桂台中央」行き・「庄戸」行き・「上郷ネオポリス」行きなど)に乗車し、「横浜栄高校前」停留所で下車すると校門までは徒歩1分ほどです。

また、京浜東北線・根岸線の洋光台駅や市営地下鉄ブルーラインの上永谷駅、京急線の上大岡駅・金沢八景駅方面からも路線バス(江ノ電バス・市営バス)でアクセス可能で、それぞれ「榎戸」停留所や「本郷車庫前」停留所で下車後徒歩5分~8分程度となっています。

このように複数の路線バスが利用でき、広い地域から通学ができます。なお、許可を受ければ自転車通学も可能です。

出典:アクセス(神奈川県立横浜栄高等学校)
生徒心得(神奈川県立横浜栄高等学校)

神奈川県立横浜栄高等学校の偏差値・内申点目安

【神奈川県立横浜栄高等学校】偏差値_内申点目安

最新の偏差値

横浜栄高校の最新偏差値は概ね「58前後」とされています。

2025年度入試における偏差値データでは58となっており、これは神奈川県内の高校全体で約75位、公立高校中では44位に相当する水準です。

出典:横浜栄高校(神奈川県)の偏差値 2025年度最新版(みんなの高校情報)

合格に必要な内申点の目安

横浜栄高校合格のためには、中学校での内申点(調査書点)も重要な要素です。神奈川県公立入試では中2の9教科合計(45点満点)と中3の9教科合計(45点満点×2倍)を合わせた135点満点で内申点を算出します。

横浜栄高校の場合、内申点は約100点が一つの目安とされています。135点満点中100点は、オール4に近い評価(9科目中ほとんどが「4」以上)を意味します。

最低でもオール4程度、可能であれば一部の科目で「5」を取ることが合格安全圏といえます。内申点がそれより低め(例えば90点台)の場合は、後述の学力検査でより高得点を狙う必要があるでしょう。

内申点は中2・中3の成績が反映されますので、早い段階から定期テスト対策や提出物の管理、授業態度の向上に努め、できる限り評定を上げておくことが大切です。

近隣/同レベルの高校との比較

横浜栄高校と同程度の偏差値帯(55~60前後)の公立高校には、横浜市立戸塚高校川和高校横浜清陵高校などが挙げられます。

横浜栄高校はこうした学校と比べ、進学実績では私大合格者数が多い点や、部活動・行事が活発で校風が自由な点が特徴です。

例えば横浜市立戸塚高校は市立上位校として国公立進学者も多い傾向にありますが、横浜栄高校は難関大進学者こそ少ないものの、指定校推薦等を活用した幅広い私大進学実績で勝ります。

また校風面では、横浜栄は校則の緩やかさや行事の盛り上がりで生徒の満足度が高く、部活動の活発さも地域で知られています。

一方、同レベル校と同様に入試倍率や必要内申もほぼ近しいため、受験対策の方針は大きく変わらないでしょう。

出典:横浜栄高校(神奈川県)の偏差値 2025年度最新版(みんなの高校情報)

神奈川県立横浜栄高等学校の入試情報(2025年度版)

募集定員・入試日程

募集定員は毎年約320名(7~8クラス)です。

2024年度入試では募集定員が319名で、最終的な合格者も319名でした(全日制普通科単位制・定員)。2025年度も同程度の定員が設定されています。

入試日程は神奈川県全公立で共通で、2025年度(令和7年度)は願書受付が1月下旬(1/23~1/29)、志願変更期間が2月上旬(2/4~2/6)に行われました。

学力検査(筆記試験)は2月14日(金)に実施され、合格発表は2月28日(金)に行われています。

なお、2024年度より神奈川県公立高校入試では面接試験が原則廃止され、横浜栄高校でも一般入試での面接は実施していません。このため、募集定員に対して筆記試験と調査書による選抜が行われます(詳細は次項)。

出典:令和7年度神奈川県公立高等学校入学者選抜一般募集共通選抜等の志願者数(志願変更締切時)について(神奈川県ホームページ)
令和7年度入学者選抜の志願者数等について(神奈川県立横浜栄高等学校)

選考基準

横浜栄高校の選考方法は、神奈川県の「共通選抜」に基づいて行われ、一次選考(定員の90%)と二次選考(定員の10%)に分かれます。

一次選考では調査書(内申点)と学力検査の比率が4:6に設定されています。つまり、内申点(135点満点)を400点満点に換算し、学力検査(500点満点)を600点満点に換算した合計(S値:1000点満点)で上位から合格者が決定します。

二次選考(残り約1割枠)では内申点の代わりに「主体的に学習に取り組む態度」の観点別評価と学力検査との比率が2:8とされ、学力検査重視の選抜が行われます(※観点別評価は中3の12月時点での評価)。

横浜栄高校では特色検査や実技試験等の独自検査は課されません。面接も前述の通り一般入試では行われていないため、調査書(内申)と学力試験の結果が合否判定の中心となります。

一次選考で合格するためには内申・学力ともバランスよく点数を取ることが必要で、二次選考に回った場合でも学力検査で高得点を取れば逆転合格の可能性があります(内申不足を挽回可能)。

なお、横浜栄高校では特定教科を重視する重点化(傾斜配点)は実施していません。

出典:令和7年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要(神奈川県ホームページ)
神奈川県公立高等学校入学者選抜について(神奈川県ホームページ)

学力検査

学力検査は全日制共通で5教科(国語・数学・英語・理科・社会)が実施され、各教科100点満点・50分間の筆記試験です。試験は例年2月中旬(2025年度は2/14)に一斉に行われ、英語ではリスニング問題も含まれます。配点は各科100点で総計500点満点となり、問題の難易度は中堅校志望者向けの標準的なレベルです。出題傾向として、国語は長文読解と作文、数学は図形・関数の応用問題、英語は長文読解と英作文、理科は計算問題や実験考察問題、社会は記述や資料読み取りが多めです。

オールラウンドに基礎~標準問題が出る傾向があり、難問奇問は少ないため5教科バランス良く得点することが合格への鍵となります。

各教科とも学校の教科書内容をしっかり理解し、過去問演習で時間配分に慣れておくことが重要です。

出典:令和7年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要(神奈川県ホームページ)
神奈川県公立高等学校入学者選抜について(神奈川県ホームページ)

調査書(内申点)

調査書(内申点)の評価方法は、神奈川県方式で中学2年生の学年評定9科目合計+中学3年生の学年評定9科目合計×2を135点満点に換算し、それを100点満点にスケール換算して扱います。

横浜栄高校では調査書の重点化(特定教科の倍加)は行っておらず、全教科を均等に評価します。

そのため、主要5教科だけでなく美術・保健体育など副教科も含め、まんべんなく良い評定を取ることがポイントです。

神奈川県の公立高校では推薦入試が無いため、内申は全受験生に等しく重視され、第一次選考・第二次選考いずれでも一定の比率で合否に影響します。

日頃の定期テスト・提出物・授業態度を通じて内申点を積み上げることが、合格可能性を高める重要な対策となります。

出典:令和7年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要(神奈川県ホームページ)
神奈川県公立高等学校入学者選抜について(神奈川県ホームページ)

特色検査/自己表現検査 対策:

横浜栄高校では特色検査(自己表現検査・実技検査等)は実施されていません。

神奈川県内では一部の高校のみ特色検査が行われており、横浜栄高校では調査書と学力検査のみで選抜が完結します。横浜栄高校の志望者は、5教科の学力試験対策と内申点向上に注力すれば十分です。

出典:令和7年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要(神奈川県ホームページ)
神奈川県公立高等学校入学者選抜について(神奈川県ホームページ)

面接対策:

横浜栄高校では面接を実施していないため、受験生は面接練習を特に行う必要はありません。

ただし、私立高校受験では引き続き面接が行われる場合がありますので、併願する高校によっては基本的な質問への受け答えを練習しておく必要があります。

学力検査と内申点で全てが決まりますので、筆記試験対策にリソースを集中させましょう。

出典:令和7年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要(神奈川県ホームページ)
神奈川県公立高等学校入学者選抜について(神奈川県ホームページ)

合格ボーダーライン予測 

横浜栄高校の合格ボーダーラインは、内申点と学力検査点のバランスによって毎年変動しますが、一つの目安として「内申100前後・本番得点330点前後」が合格ラインと推測できます。

例えば内申がオール4に近い(9科35程度)場合、学力検査で5教科合計約330/500点(1科平均66点)を取れれば合格圏と考えられます。

逆に内申がやや不足(例えば90台前半)の場合は、360点以上の高得点が求められるでしょう。

安全圏としては「内申100超・本番330超」、挑戦圏でも「内申95前後・本番310点台後半」あたりが目標になります。もちろん毎年問題の難易度や出願動向で変わりますので、油断せず余裕を持った点数を目指すことが大切です。

倍率の推移 

横浜栄高校の入試倍率は例年1.2~1.5倍程度で推移しています。直近2025年度では最終志願者数396名に対し定員319名で、最終倍率は約1.24倍となっています。

過去数年の推移を見ると、倍率1.3前後が一般的であり、1.5倍を超えるのは稀なケースです。

倍率1.2~1.3倍は高すぎる倍率ではないですが、定員の2~3割程度は不合格になりますので、最後まで気を引き締めて受験準備を行う必要があります。

出典:1 一般募集共通選抜志願締切時志願状況 (全日制の課程)(神奈川県ホームページ)

学費

学費面では、横浜栄高校を含む県立高校は公立であるため授業料は年間118,800円(月額9,900円)に設定されています。ただし、国の就学支援金制度により、世帯収入が一定未満の場合は授業料相当額が支給され実質無償となります。

入学時には入学料(入学金)5,650円が必要で、受験時には入学検定料2,200円の納付が必要です。その他、制服代が約36,000円、体育着や靴代が約18,000円、教科書・教材費が約27,000円、そして学習用端末(タブレット等)の購入費約45,000円など、初年度には合計で約13万円前後の費用がかかります。

在学中の諸経費としては、生徒会費・学年費・部活動費等の「学校徴収金」やPTA会費・教育振興費等の「団体徴収金」があり、これらは口座振替で集金されます。

出典:学費等(神奈川県立横浜栄高等学校)
神奈川県を使いこなそう(神奈川県ホームページ)
高等学校等就学支援金制度(公立)(神奈川県ホームページ)

推薦入試・帰国生入試など

神奈川県では一般入試一本化の制度を取っているため、他県のような推薦入試(いわゆる公立高校の推薦選抜)は原則実施されていません。

横浜栄高校についても推薦入学試験は行われず、全受験生は2月の学力検査・面接による共通選抜で選考されます。

一方で、海外帰国生徒等を対象とした特別募集は県全体で制度として設けられており、横浜栄高校も海外帰国生徒特別募集の対象校となっています。

帰国生徒特別募集では例年1月中旬に出願・検査(国数英の筆記と面接)を実施し、若干名の定員枠で合否判定が行われます。

推薦等による有利な早期合格制度は無いため、全ての受験生が本番に向けて学力と内申、面接準備を万全に整える必要があります。

出典:令和7年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要(神奈川県ホームページ)
令和7年度入学者選抜の志願者数等について(神奈川県立横浜栄高等学校)

過去問の入手方法と活用法

過去問の入手方法としては、神奈川県教育委員会の公式サイトで直近年度の学力検査問題と正答がPDF公開されています。

令和7年度(2025年)入試問題も既に閲覧可能で、英語リスニング音源やマークシート様式も含めダウンロードできます。

また、市販の過去問題集(5~10年分収録)も書店で購入可能で、解説付きで演習するのに便利です。

活用法としては、夏休み頃からまず1~2年分を時間無制限で解いて傾向を掴み、秋以降は本番と同じ50分×5科目で時間を計って解く練習をすると効果的です。

解き直しでは間違えた問題の原因分析(知識不足なのかケアレスミスなのか)を行い、弱点分野を補強しましょう。

さらに、12月~1月には神奈川県模試(全県模試)や塾の模擬試験を受験し、他の受験生中での自分の位置を確認するとともに、本番環境に近い緊張感を経験しておくとよいでしょう。

過去問演習と模試を通じて学習計画を微調整し、本番では時間配分に慣れた状態で臨めるように準備してください。

出典:【過去問】神奈川県 公立高校入試[問題・正答](リセマム)

神奈川県立横浜栄高等学校の進学実績

大学合格状況

横浜栄高校の進学実績は、卒業生の約85%以上が4年制大学へ、5%前後が短期大学や専門学校へ進学し、残りは浪人(進学準備)や就職という構成になっています。

直近の令和5年度(2023年3月卒業)実績では、卒業生313名中4年制大学合格者が266名(国公立7名+私立259名)、短大合格4名、専門学校等19名、就職1名、残り23名が浪人・その他でした。

過去数年の傾向を見ると、国公立大学への進学者は毎年一桁台と少なめで、大半が私立大学へ進学しています。

現役進学率は毎年90%前後に達しており、浪人する生徒は一割弱とされています。

出典:合格実績(神奈川県立横浜栄高等学校)
進路状況(神奈川県立横浜栄高等学校)

国公立大学 合格実績 

近年の実績では、横浜市立大学神奈川県立保健福祉大学など地元の公立大学への進学が目立ちます。令和5年度(2023年)には、横浜市立大学に1名、神奈川県立保健福祉大学に2名合格者を輩出しました。また筑波大学東京工業大学東京都立大学など首都圏の難関国公立に合格した例もあります(過去4年間で筑波大1名、東工大1名、都立大複数名)。

2023年度には九州大学(日本有数の旧帝大)に1名合格しており、少数ながら難関校合格者も存在します。

年度別の国公立合格者数は、R2(2020年)6名→R3(2021年)8名→R4(2022年)12名→R5(2023年)9名となっており、10名前後で推移しています。

出典:合格実績(神奈川県立横浜栄高等学校)

私立大学 合格実績 

横浜栄高校の進学実績の中心は私立大学で、毎年多数の合格者を輩出しています。特に地元の神奈川大学への合格者が非常に多く、2023年度は107人、2022年度86人、2021年度69人、2020年度72人と突出しています。

難関私大では、早稲田大学に毎年数名(2023年度2名、2022年度5名、2021年度4名、2020年度4名)の合格者が出ており、慶應義塾大学にも2021年度に1名、2020年度に2名の合格者実績があります。MARCHレベルでは、明治大学に毎年15~25名程度(2023年度17名、2022年度18名、2021年度25名、2020年度19名)、青山学院大学にも約10名前後(2023年度12名、2022年度13名、2021年度9名、2020年度11名)の合格者が出ています。中央大学も2023年度16名、2022年度13名、2021年度19名、2020年度12名とコンスタントです。この他、法政大学(2023年度20名、2022年度36名など)、学習院大学(2023年度7名、2022年度10名)、國學院大学(2023年度4名、2022年度14名)など首都圏有名私大にも幅広く合格者を出しています。

合格延べ人数(生徒一人が複数合格をカウント)は2023年度私大計691件、2022年度776件、2021年度711件、2020年度716件と、1人平均2~3校の私大合格を獲得している計算です。

これらの実績から、横浜栄高校ではGMARCHや難関私大にも一定数の合格者を出しつつ、日東駒専・産近甲龍や地元私大への大量合格で進学者の裾野を広げていることが分かります。

出典:合格実績(神奈川県立横浜栄高等学校)

医学部医学科 合格実績

医学部医学科への進学実績は多くありませんが、近年では私立医学部への合格例が散見されます。2023年度には獨協医科大学に2名合格者が出ており、医学部志望者も一定いることが伺えます。また、昭和大学医学部にも2022年度に2名、2023年度に1名の合格実績があります(昭和大学は医学部以外の学部も含む可能性あり)。

出典:合格実績(神奈川県立横浜栄高等学校)

現役進学率・浪人率 

横浜栄高校の現役進学率(卒業時点で進学先決定済みの割合)は高く、毎年90%前後に達しています。

令和5年度(2023年3月卒)では卒業生313名中290名が現役で大学・短大・専門学校等に進学し、現役進学率は約92.7%となりました。残り約7%(23名)が浪人や進路未定となっています。

前年の令和4年度も卒業生308名中290名進学で約94%が現役進学しており、浪人率は5~8%程度と低めです。

横浜栄高校では「ほとんどの生徒が現役で進学し、一部が浪人」という構図であり、現役重視の傾向が強いと言えます。

出典:進路状況|神奈川県立横浜栄高等学校

指定校推薦枠

横浜栄高校は多くの私立大学から指定校推薦枠を受け入れており、進学実績における私大大量合格の一因となっています。

具体的な指定校の一覧は非公開ですが、合格者数の多い神奈川大学・関東学院大学・東海大学・北里大学などは指定校推薦での合格が相当数含まれると考えられます。

指定校推薦を希望する場合、高1から評定を意識して安定した成績を収めること、欠席や素行で問題を起こさないことが肝要です。

学校側も毎年指定校枠を有効活用するよう指導しており、合格実績に占める指定校推薦入学者の割合は高いと推測されます。

神奈川県立横浜栄高等学校の評判・口コミ

良い評判・口コミ 

横浜栄高校の在校生・卒業生からは「校則が緩く自由」「行事が楽しい」といった良い評判が多く聞かれます。

校則面では髪型・染髪は地毛以外NGですがパーマは黙認、メイクやピアスも比較的寛容で、生徒の個性を尊重する雰囲気があります。

また文化祭・体育祭などの学校行事は生徒が主体的に盛り上げ、「クラス全員で団結できて達成感がある」と評判です。

部活動も熱心で、「〇〇部(弓道部など)の実績が自慢」「文化部も居場所がある」といった声が聞かれ、運動部・文化部ともに活動環境が整っています。

設備面では、自習室やトレーニングルーム、空調完備の教室など県立校としては恵まれた施設があり「校舎がきれい」「図書館やラウンジが使いやすい」と好評です。

出典:横浜栄高等学校 口コミ – 神奈川県の高校(みんなの高校情報)

塾の必要性など客観的な視点

学習面では「学校の授業だけでも十分進路が開ける」という意見と「上位大学を目指すなら塾併用が望ましい」という意見の両方があります。

横浜栄高校は補習や夏期講習も行い、先生方も進路相談に乗ってくれるため、GMARCHクラスまでなら学校の勉強+自主学習で合格可能と考えられます。

一方で早慶上智や難関国公立を目指す場合、学校の平均的な進度では物足りず、自ら塾や通信教材で先取り・発展学習をする生徒が多いと言えます。

各自の目標に応じて塾をうまく活用することが大切でしょう。

卒業生の声

卒業生の声としては、三年間部活や行事が充実して楽しかったという声が多く、学内雰囲気がとても良かったとも述べられています。

また、自分次第で行きたい大学にも進学でき、進学校的な厳しさはないものの楽しく成長できる環境だったと評価されています。

総じて卒業生からは肯定的な声が多く、母校愛を持つOB・OGも少なくありません。

出典:横浜栄高等学校 口コミ – 神奈川県の高校(みんなの高校情報)

神奈川県立横浜栄高等学校の受験対策と勉強法

合格に向けた年間学習計画の立て方

横浜栄高校合格のためには、中3の1年間を通じた計画的な学習が大切です。

春~夏(4~8月)は基礎固め期として、英数国の基礎事項の復習と理社の用語暗記を徹底しましょう。この時期に学校の内申対策(定期テスト)にも力を入れ、夏休み終了時点で内申の目標値(オール3.8以上など)に近づけておくことが目標です。

秋(9~11月)は応用力養成期として、過去問演習や模試受験を開始します。9月頃から週1回は神奈川県の入試問題(過去問)を時間を計って解き、結果を分析して弱点補強に努めます。模試も10~11月に複数回受け、志望校判定で合格圏80%以上が出る状態を目指しましょう。

冬(12~1月)は仕上げ期です。過去問は直近年度まで含めて計5年分以上を解き、本番形式に完全に慣れます。間違えた問題は類題を学校や塾の先生に出してもらい、類似問題で再練習すると効果的です。また、面接練習も1月中に学校で行われることが多いので、想定質問への回答を用意しておきます。

最後の2~3週間は体調管理と基礎の再確認に努め、万全の状態で試験日に臨みましょう。年間を通じ、「内申対策(定期テスト勉強)」と「入試対策(過去問・模試)」の二軸を並行して進めることが合格への道筋です。

内申点対策:重要性と目標設定、具体的な対策法

内申点対策は公立高合格に直結する重要ポイントです。横浜栄高校の場合、前述の通りオール3.5~4.0程度(内申合計100前後)が目標となるため、中学の定期テストで平均80点以上を安定して取ることを目指しましょう。

まず各教科とも提出物(ワーク・レポート)を期限までに出し切り、授業態度も評価されるので発言やノートを積極的に行います。

定期テスト対策では、テスト範囲のワークを3周以上解き直し、過去問や予想問題にも挑戦して高得点を狙います。副教科(音楽・美術・技術家庭・保体)も内申に含まれるので、実技レポートや作品制作、技能テストもしっかり取り組み「4」以上を目標にします。特に美術・技術などは提出課題の完成度や取り組み態度で評価が決まるため、手を抜かず丁寧に仕上げましょう。

また、学校の先生とのコミュニケーションも大切です。わからないところを質問に行く、授業中に積極的に発言するなど前向きな姿勢を見せることで「関心・意欲・態度」の評価アップにつながります。

内申点は一朝一夕には上がらないため、1・2年次からの積み重ねが重要ですが、中3からでも定期テスト得点の向上によって充分挽回可能です。最後の内申が出る2学期中間・期末テストまで気を抜かず、高得点獲得を続けて希望内申点に近づけましょう。

学力検査対策:

5教科合計の目標点

横浜栄高校合格には5科合計で320~350点(500点満点)が目標です。安全圏は330点以上、最低でも280~300点は確保したいところです。科目ごとの目標点は、英語・数学で各65点前後、国語60点前後、理社は各70点前後取れると理想です。苦手科目がある場合でも他科目で補えるよう、極端な失点を避けるバランス型を目指しましょう。

科目別対策ポイント

  • 英語:長文読解(2~3題)と英作文・リスニングが出題されます。長文は内容一致問題で速読力が要求されるため、毎日英文を読み30分以内で回答する練習を積みましょう。リスニングは放送が1回のみなので、過去問音源で耳を慣らし、先読みの習慣をつけます。英作文は中学範囲の文法を駆使して自分の意見を2~3文書けるように練習します。単語力も基本3000語程度を確実に暗記し、ケアレスミスを減らすことが高得点への鍵です。
  • 数学:計算・小問集合で確実に点を取り、関数・図形の応用でどれだけ部分点を拾えるかが勝負です。まず教科書の例題・類題を完璧にし、典型的な二次関数・相似図形・確率問題の解法パターンを覚えます。過去問では時間配分(50分で大問5~6題)を意識し、大問1~2の計算は満点を取るつもりで正確にこなします。関数と図形は途中式にも配点があるので、解けなくても諦めずに書けるところまで書き部分点を狙いましょう。証明問題も頻出なので、基本的な証明の型(合同・相似の条件など)を暗記しておくと対応しやすいです。
  • 国語:長文読解2題(文学的小説と論説文)、古典漢文の基礎、作文が出題されます。読解は設問を先読みしてから本文を読み、要点を的確に掴む訓練が必要です。記述問題もあるため、日頃から要旨を自分の言葉でまとめる練習をしましょう。漢字の読み書き・四字熟語・文法など知識問題は確実に点を取ります。作文は60~80字程度で意見を書く課題があるので、中3範囲の語彙を用いて制限字数内に収める練習を繰り返します。作文では「です・ます調」で丁寧に書き、漢字の誤字脱字をなくすことが大切です。
  • 理科:物理・化学・生物・地学の4分野からまんべんなく出題され、計算問題・作図問題・実験考察問題が多いです。各分野の基礎用語を暗記するとともに、実験手順や器具の名称、グラフの読み取りなども押さえます。計算問題(浮力、オームの法則、濃度計算など)は公式を確実に覚え、典型問題を解けるようにします。作図(光の反射屈折の経路や磁界コイルの向きなど)も練習しておきましょう。過去問演習では時間内に全問解けないことも多いので、捨て問の見極めも必要です。難問は飛ばし、解けるところから手を付けて高得点を狙います。
  • 社会:地理・歴史・公民から幅広く出題され、資料読み取りや記述問題が増えています。地理では地図・統計資料の分析、歴史では年代整序や資料(写真・文章)の読み取り、公民では時事的なテーマに関する知識(例えば環境問題や少子高齢化)が問われます。教科書太字用語の暗記はもちろん、白地図で主要国・地域の位置、年表で重要事件の年代・順序を覚えると得点源になります。記述は「○○について説明せよ」形式があり、30~50字程度で要点を書く練習が必要です。模試や過去問で書いた解答を社会科の先生に見てもらい、添削指導を受けると効果的でしょう。

おすすめ参考書・問題集

  • 英語:「神奈川県公立高校入試英語リスニング問題集」(音源付き)、「全国高校入試問題正解 英語」
  • 数学:「フォレスタ演習 標準問題集 数学」(基礎~標準)、「神奈川県高校入試とっこープリント数学」(過去問分析)
  • 国語:「新編 新しい国語力 読解編」(長文読解練習)、「高校入試 出る順ターゲット国語」
  • 理科:「科学の自主学習(高校入試編)理科」(4分野総まとめ)、「神奈川県高校入試理科 合格問題集」(県版問題集)
  • 社会:「中学社会 用語チェック&暗記ノート」(地理歴史公民の重要語句整理)、「神奈川県 公立入試 社会予想問題集」

(※上記は一例です。自分の弱点に合わせて市販の問題集を選び、最後までやり切ることが大切です)。

特色検査/自己表現検査 対策:

横浜栄高校では特色検査は実施されていませんが、万一志望校変更等で特色検査実施校(例えば横浜国際高校など)を受験する場合の参考として、特色検査の概要に触れておきます。

特色検査には「自己表現検査」「実技検査」「面接」などがありますが、学校により実施内容が異なります。自己表現検査は小論文やプレゼンテーション形式が多く、与えられたテーマについて自分の考えをまとめたり発表したりする力が問われます。

実技検査は英語スピーチ、数学・理科の問題解決、グループ討論など学校独自の課題が出されます。

対策としては、志望校の過去の特色検査内容を調べ、それに沿った練習をすることが重要です。例えば小論文なら毎週1題書いて国語教師に添削してもらう、プレゼンなら家族や友人の前で発表練習をする、グループ討論なら仲間と模擬ディスカッションを行う、など実戦的な訓練が有効です。

本校志望の場合は特色検査対策は不要ですが、仮に他校志望で必要な場合は遅くとも秋頃から準備を始め、学校の先生にも協力を仰ぐとよいでしょう。

面接対策: 

(※横浜栄高校の一般入試では面接がありませんが、一般論として記述します。)

高校入試で面接を課す学校の場合、面接対策も重要な合格要素となります。

評価ポイントとしては、「志望動機の明確さ」「中学校での取り組みや成果」「高校で挑戦したいこと」などが見られます。また、受け答えの態度(礼儀・表情・声の大きさ)やコミュニケーション能力も評価対象です。

練習方法としては、まず想定質問に対する自分の回答を用意します。典型的な質問例として、「志望理由を教えてください」「中学校生活で力を入れたことは何ですか」「将来の目標は?」などが挙げられます。これらについて自分の言葉で具体的に答えられるよう、紙に書き出して整理しましょう。その後、学校の先生や親、友人に協力してもらい模擬面接を繰り返します。入室から退室までの流れ(ノック、挨拶、着席許可を待つ等)も含めリハーサルすることで、本番でも落ち着いて対応できます。たとえば、鏡の前で笑顔と姿勢をチェックしたり、声に出して練習を録音してみるのも効果的です。

面接実施校を受験する際は早めに想定問答を準備し、繰り返し練習することで自信を持って本番に臨めるようになり、面接得点で有利に立てるでしょう。

過去問・模擬試験の効果的な活用法

過去問は神奈川県公立入試の傾向を掴むのに最適な教材です。

まず中3夏休み以降、年度の新しいものから順に解いていき、最初は時間を気にせず解き直し重視で進めます。間違えた問題は原因を分析し、類似問題を別の教材で探して再チャレンジします。

秋以降は時間を計って本番同様に解き、実戦力を養います。

1月には最新年度の過去問も取り組み、苦手分野を最後に総点検しましょう。過去問演習は週1~2回程度継続し、解いた後は得点を記録しておくとモチベーション管理に役立ちます。

次に模擬試験(模試)の活用です。神奈川県全県模試や駿台・W合格模試などを年3~5回受験し、自分の偏差値推移や弱点分野を客観的に把握します。

模試結果表の詳しい分析(特に分野別正答率)を活用し、復習教材を選びます。模試は時間配分・緊張感への慣れにも有効ですので、11月以降の模試は本番同様の気持ちで受け、本番力を養いましょう。

模試で判定が良くなくても落ち込まず、解けなかった問題を解き直して次に活かす姿勢が重要です。

過去問と模試をPDCAサイクルで回すことで、弱点補強と得点力アップを図り、最終的な合格力を身につけましょう。

おすすめ併願校パターン 

横浜栄高校志望者の多くは、私立高校を併願校として受験します。地域性・難易度を踏まえた併願パターンとしては、例えば以下のような組み合わせが定番です。

  • 中堅上位私立との併願:偏差値60前後の私立を併願するケースです。例)横浜高校(アドバンスコース)や桐蔭学園(プログレスコース)など。これらは難易度がやや高めですが合格すれば特進クラスで学べ、栄高校が不合格でも進学の選択肢を確保できます。
  • 中堅私立との併願:偏差値55前後の私立が多いです。例)横須賀学院高校(A進学コース)、湘南工科大学附属高校(アドバンスクラス)、湘南学院高校(アドバンス)など。これらは横浜栄高校と同程度の偏差値帯で、一般受験でも確保しやすく、併願先として人気です。特に湘南工科大附属は理系進学志望者に、横須賀学院はキリスト教系で面倒見が良いと評判で、安心して預けられるでしょう。
  • やや難関私立との併願:公立が第一志望でも、ワンランク上の私立にチャレンジ併願する場合です。例)法政大学国際高校明治学院高校中央大学附属横浜高校などを滑り止めではなく「挑戦校」として受けるケースです。これらに合格できればそちらへ進学する選択肢も生まれ、公立の結果に関わらずベストな進路を確保できます。ただし難易度が高いため、合格可能性を見極めた出願が必要です。
  • 地元私立単願→横浜栄一般:内申基準が満たせず栄高校合格が不安な場合、日大高や産業能率大附属等に安全校として単願推薦で合格しておき、一般入試で栄高校に挑むパターンもあります。公立不合格でも進学先を確保するリスクヘッジになります。

地域的には横浜市内~湘南地区の私立が多く選ばれます。

併願校選びでは内申基準にも注意が必要です。例えば横浜高校や桐蔭学園の推薦には内申オール4近くが求められますが、湘南工科大附属や横須賀学院なら内申3.0台でも受けやすいなど差があります。

自分の内申・学力に合った私立を検討し、学校説明会等で情報を集めましょう。

また、塾の先生に相談すると最新の併願事情を教えてもらえるので有用です。

総じて、「公立一本勝負は避け、手堅い私立を一校以上確保する」のが安心な受験戦略と言えるでしょう。

まとめ 

神奈川県立横浜栄高等学校は、自由で活気ある校風のもとで3年間の高校生活を思い切り楽しみながら、しっかりと大学進学につなげられる魅力的な学校です。

本記事が、横浜栄高校について知りたい人、受験を考えている人にとって少しでも参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

ハマジュク編集部は実際に中学受験を経験した人や、全国トップ20(県内トップ3)の学校に進学した人が揃っています。また、塾講師や家庭教師として、県内のトップ校に進学させる実績や、偏差値を30以上上げて志望校へ合格させた経験を持つメンバーで構成されております。受験や講師としての経験も踏まえて、横浜エリアを中心に中学・高校受験に役立つ情報を発信しています。

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